法実践プログラム(LPP)

法実践演習Ⅰ-2(危機管理と国際平和協力を考える)

この授業では、最初に、国際関係論(International Relations:IR)の主要課題である担当危機管理研究者の伊藤潤先生(防衛大学校グローバルセキュリティセンター共同研究員)と担当教員の古川から日本の危機管理と国際平和協力に関する基礎知識を学んだ後に、国家公務員・弁護士・民間企業コンサルタント・民間研究所研究員として、実際に日本の危機管理及び国際平和協力を実践してきた講師がそれぞれの関係する分野の現状と課題に関する講義を行い、授業内容に関する理解を深めさせました。

なお、2020年度の講師は以下の方々でした(授業回順:ご所属は授業当時のものです)。
・芦沢崇さん(東京海上日動リスクコンサルティング(株)上級主任研究員)
・川口貴久さん(東京海上日動リスクコンサルティング(株)上級主任研究員)
・伊藤茂樹さん(内閣府国際平和協力本部事務局次長)
・降籏慎生さん(自衛隊愛知地方協力本部募集課長)
・本多倫彬さん(一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所研究員)

履修者の感想(一部抜粋)

  • 本授業において良かった点は、やはり、第一線で活躍する現役の実務家の生の声を聴くことができた点である。日本の危機管理体制や国際平和協力について、基本的な概要の解説にとどまらず、現場の実態に踏み込んだ内容について知ることは通常の授業ではまずありえないため良かった。
  • 本授業を受けて、様々な角度から「危機管理」について学ぶことができた。将来、地方公務員を目指しているため、特に地方自治体の災害対策の現状を知り、今後の進路にもこの講義を生かしたい。また、危機管理は一般人の自分にも常に差し迫る危機があるということを学ぶこともできた。
  • この授業を通して、グローバル化が進み、モノや人、情報の行き来が激しくなったことに伴い、新たに確認された脆弱性を悪用して攻撃を仕掛けてきたり、政治的不安や貧富の格差が拡大し、犯罪に手を染めたりする中で、日本も標的にされる恐れがあることがわかった。また、実務の方から危機管理と国際平和協力を様々な立場からお話を聞く中で、国際平和協力については、日本の国連PKO活動は積極的平和主義のもと、日本の強みや得意分野を活かせるような形で能力構築支援を含めて取り組んでいることもわかった。

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