同窓会新春賀詞交歓会に380人出席 出身学部や年代、職種を超え、絆を深める
中京大学同窓会(森谷敏夫会長)の新春賀詞交歓会が1月23日、名古屋市の名古屋観光ホテルで開かれた。同窓生330人、大学関係者50人の計380人が出席。2時間余にわたり、同窓生が出身学部や年代、職種を超えて交流した。新年の賀詞交歓会(旧名刺交換会)は12回目となり、同窓生の絆を深める場として定着している。
会場の全体で活発な交流をする同窓生ら |
交歓会では、最初に、森谷会長(写真左)が「本日は沢山の同窓生、特に若い人が沢山参加していただきました。色々な職種の方が集まり、母校との絆を深めるとともに、中京大学の更なる発展にご支援をお願いします」と挨拶した。
梅村清英・梅村学園理事長(写真右)は、中京大学の長期計画NEXT10で卒業生連携を主要な施策として推進していること、昨年には「梅村学園・中京大学スポーツ将来構想会議」(略称・スポーツ会議)と「梅村学園創立100周年記念事業委員会」の二つの諮問会議を設置したことを説明し、「同窓生とも一体となって、学術とスポーツの更なる殿堂を築き上げていきます」と述べた。
また、安村仁志・中京大学学長(写真右)は「本学の発展は、同窓生の皆様が社会で活躍しているおかげです。大学では中部一の私大を目指し、学生本位の考えに基づき、教職員が力を合わせて取り組んでいるところです。同窓会が今後も大学の力になってください」と話した。
このあと、種田行男・中京大学副学長の音頭で乾杯し、会場のいたるところで談笑する風景が広がった。交歓会の最後には、出席者全員が肩を組んで中京大学学歌を歌い、同窓生の絆を確かめ合った。
交歓会の冒頭、昨年大晦日のボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチで対戦相手をKOし、初防衛に成功した田中恒成選手(経済学部2年)が紹介され、教育後援会の杉野邦廣会長から、特別表彰された。
田中選手は「応援していただき、ありがとうございます。将来的には5階級制覇を目標にします」と話し、応援への感謝とともに、決意を示した。
(写真左は、梅村理事長と写真に納まる田中選手)
交歓会に先立ち、森谷同窓会長(京都大学大学院教授)が「生涯現役のための面白健康学」のテーマで講演した。運動生理学や栄養学の観点から、運動することで認知症や糖尿病のリスクを減らせるとし、「健康寿命は努力すれば伸ばせます」と話した。
最後に学歌を歌う森谷同窓会長(中央)、梅村理事長(右から2人目)ら |
教育後援会の杉野会長から花束を受け取る田中恒成選手 |