大学での経験を糧にそれぞれが目指す道へ
「2014年度卒業式」2,888人が巣立つ

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北川学長 梅村理事長

 2014年度の卒業式が3月19日、日本特殊陶業市民会館で行われ、午前と午後の部合わせて学部生2,813人、大学院生75人の計2,888人が学び舎を巣立った。式典では、大学院・学部の各代表に学位記・卒業証書が北川薫学長から授与された。学業や課外活動などで優秀な成績を収めた卒業生には学長賞や学部長賞、同窓会賞、創立者賞などが贈られた。約1,000人の保護者も出席。卒業生らは学友や恩師との記念撮影を楽しんだり、在学中の思い出や4月からの新しい環境について尽きない話をして別れを惜しんだ。

 北川学長は「君たち若者に時代の盛衰、希望や平和の帰趨は託されている」として、「建学の精神にある四大綱を基礎として、挑戦と改革の精神で、ますますグローバル化する混沌とした時代を切り開いていってほしい」と激励。

 梅村清英理事長は「皆さん、ご卒業、本当におめでとう。学園は2023年に創立100周年を迎える。「愛すべき母校」「誇るべき母校」へ、ひたむきに走り続けていく。これからは同窓生の一人として厚い思いを寄せてほしい」と、お祝いの言葉を贈った。

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現代社会学部の青木さん 心理学部の伊藤さん

 卒業生を代表して、午前の部は心理学部の伊藤資浩さんが「学問の素晴らしさや将来の目標を示してくれた先生方や、励まし合い切磋琢磨した学友、経済的・精神的に支えてくれた家族への感謝を一生忘れない。この先、道に迷ったり、壁が行く手を遮ったりしたとき、中京大学で得た経験や知識、友達や教職員方の思いが、自分の目指す道へと導いてくれると信じている」と謝辞を述べた。

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理事長特別賞を受賞する浅田選手

 午後の部は、現代社会学部の青木耀平さんが「中京大学では、本質をつかむ学問の肉付けをして、自ら問題設定し思考や解決をしていく力を培った。教育後援会の支援でカンボジアへの教育ボランティアにも参加し、新しい仲間と文化に触れて視野が広がった。これからの人生で難しいことや苦しいことに直面する時は、大学での経験を糧に飛躍できると確信している」と結んだ。

 中京大学吹奏楽団の演奏と混声合唱団によるフルコーラスに合わせて全員で学歌を斉唱。新たな一歩を踏み出し、社会での活躍を誓った。

北川薫学長の式辞(全文)
梅村清英理事長の祝辞(全文)

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2015/03/23

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