本学学生のべ3,028人が採用担当者に直接PR
就職合同説明会「企業・官公庁セミナー」で選考に備える

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 本学キャリアセンターが主催し、本学学生を対象とした企業別説明会「中京大学 企業・官公庁セミナー」が3月11~13日に名古屋市国際会議場で開かれ、のべ3,028人が参加した。就職活動中の学生と企業が向き合う機会を増やすことで、学生が目標を明確に設定したり、じっくり考えて進路を決められるようにと毎年開催している。3日間で、名古屋で会社説明会を行わない大手企業や地元優良企業など計240の企業・自治体がブースを連ねる。学生たちは、採用担当者と対面しながら、事業や仕事の内容について説明を受けたり、質問を重ねて、選考に備えた。

 同セミナーは1コマ35分の時間制で、各日7コマまで企業・自治体を選択して話を聞くことができる。「十分に情報を得られるよう説明を始める時間を区切ってほしい」という学生からの声を反映させた。「中京大生だけなので、話をしっかりと効率よく聞くことができた。希望する職種の仕事について質問もできて満足」「本学主催ということで、中京大学出身の先輩が多く同席していて、実際に働いている姿を見て社会人になったときの自分を想像できた」と好評を得ている。キャリアセンター職員は「本学の学生を採用したい企業が一堂に会している。学生にとって大きなチャンスなので、中京大生として顔や名前を憶えてもらい、強い思いをアピールしてほしい」と激励していた。

 学生が学業に専念し、留学者の就職活動期間を確保することを目的とした政府からの提言を受け、今年から日本経済団体連合会が就職活動の解禁時期を12月1日から3月1日に繰り下げた。本学キャリアセンターでは、スケジュールが変わっても早い段階から就活に備えられるよう、学内に企業を招いて「業界・職種研究会(企業・官公庁編)」や少人数による就活対策セミナー・インターンシップ先の紹介を行ってきた。学生たちは、「引き続きキャリアセンターを利用して自己分析や面接・グループディスカッション対策を進めたい」と前向きに取り組んでいた。

2015/03/17

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