卒業生と内定者、卒業生同士で情報交換し連携深める
第一回「愛知県庁若手職員の集い」に35人

愛知県庁若手職員の集い

 

 本学から愛知県庁への合格者が年々増加し、同県庁職員の卒業生が100人を目前にしていることから、先輩と後輩のきずなを強めて仕事においても本学のネットワークを有効利用してもらおうと、12月7日、名古屋キャンパスで「愛知県庁若手職員の集い」が開かれた。資格センターが主催し、愛知県庁に内定した学生8人と、就職した中京大OBOGのうちの27人が参加した。

 愛知県庁へは、資格センターが把握しているだけで現在58人の本学卒業生が就職している。今年も19人が進路を決めた。初めての試みとなる今回は、本庁だけでなく県立の病院や学校など様々な所属先で勤務する卒業生が訪れた。

 内定者らが配属先や今から準備すべきことを先輩にたずねたり、卒業生同士で人事ローテーションや所属先の実務の違いについて情報交換を行ったりしたほか、資格講座の講師や資格センター職員との再会を懐かしんだ。また、講師からも現場の様子を受講生に伝えたいと、予算を組む流れや税金の徴収方法などを質問する様子も見られた。

 入庁4年目となる石原裕士さん(2010年法学部卒)と柴田悠貴さん(同)は「大学にはお世話になったので恩返しとして後輩の役に立てばと参加した。愛知県庁では3年ごとに部署が変わることは聞いていたが、教育委員会から自治研修所という風に次々と新しい部署に配属される。仕事について聞くことのできる人脈が増えることはありがたい」と話していた。内定者の渡邉郁祐さん(経済学部4年)は「今回できた先輩との人脈を仕事で生かしていきたい。来年は自分が大学を訪れて、後輩たちに職場環境や業務の量などを教えてあげたい」と話していた。

 資格センター職員は「一回目にもかかわらず、多くのOBOGが参加してくれた。毎年こうして帰ってきて中京大学ファンを増やしていきたい」と抱負を述べていた。

2013/12/10

  • 記事を共有