東京で第29回中京大学全国同窓会
同窓生や大学関係者ら約100人が交流

挨拶をする森谷同窓会長 100人の参加者でにぎわった会場
挨拶をする森谷同窓会長 100人の参加者でにぎわった会場

 第29回中京大学全国同窓会が9月28日、国体の開催地である東京都内のホテルで開かれ、各地から集まった同窓生や大学関係者ら約100人が親睦を深めた。

梅村理事
梅村理事
北川学長
北川学長

 最初にこの5月に第6代同窓会長に就任したばかりの森谷敏夫・京都大学大学院教授が「学生時代は朝6時半に新聞紙で廊下を磨いたり、夜12時に体育館へ行って練習したりした。その後、スポーツ医学の研究者となり、貧乏生活をしながらアメリカ留学も経験したが、今の自分があるのは中京大で培われた真剣味の精神のおかげ。素晴らしい母校の発展に貢献したい」と決意表明。続いて、加藤隆司・同窓会東京都支部長が「2020年の東京オリンピック開催も決まった。これを機に東京都支部が卒業生の受け皿となるよう、横のネットワークを広げて行きたい」と歓迎の挨拶をした。

 この後、9月末で退任する小川英次・梅村学園理事長の祝辞を梅村清英理事が代読。「『しなやかに挑み続ける新生・中京大学』を目標に掲げる長期計画『ネクスト10』の実現に全力を挙げて取り組んでいきたい」と述べ、北川薫学長も「今の中京大学は、教員に教える力を身に着けてほしいとFD活動に特化して頑張っている」と教育力の充実をアピールした。

 この後、安村仁志副学長が「来年の開学60周年に向けて、大学史編纂室で記念誌を全力で作成中。みなさんもどうかご支援を」と語り、全員で乾杯。テーブルを囲み、笑顔でお互いの近況報告や学生時代の思い出話に花を咲かせた。

 最後に次期開催地・長崎県の妻鹿実支部長が「長崎は海の幸が豊富なところ。『おもてなしの心』で、お待ちしています」と挨拶、来年の再会を約束し合って閉会した。

川岸前会長(左)と鈴木理事(右)  同窓生と懇親する安村副学長(中央)
川岸前会長(左)と鈴木理事(右) 同窓生と懇親する安村副学長(中央)

2013/09/30

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