ネーミングライツ「中京大学文化市民会館」2012年6月末をもって終了
地域文化の振興に一定の役割果たす

 本学を運営する学校法人梅村学園が取得した「中京大学文化市民会館」(名古屋市中区金山)のネーミングライツ(命名権)は、本年6月末の契約期間満了をもって終了することになりました。

 梅村学園は2007年6月、名古屋市の要請を受け、名古屋の文化施設の活性化、地元の芸術文化振興に寄与したいとして、旧・名古屋市民会館の命名権を購入する契約を結びました。

 名古屋市はこれにより、市民会館の施設改修や設備整備を行い、子供向けの事業にも活用してきました。本学においてはネーミングライツを契機に学生と地元との文化交流が盛んになり、卒業式・入学式だけでなく、公開講座や学生のサークル活動の発表に際して会館を優先的に利用させていただくなど、得た効果、果たした役割も一定のものがあったと考えています。

 梅村学園の中核・中京大学は1987年から140回余の公開講座を開催し、1995年には生涯学習の場としてオープンカレッジを開校するなど、地域文化の振興に力を注いできました。今後も「開かれた大学」として地域社会の要請に応えていきます。

2012/01/24

  • 記事を共有