総合政策学部・坂田ゼミ生が本選プレゼン大会で佳作を受賞
「ケータイ社会研究レポートコンテスト」(NTTドコモモバイル社会研究所主催)

 NTTドコモモバイル社会研究所主催「ケータイ社会研究レポートコンテスト」(審査委員長:飽戸弘モバイル社会研究所所長、東京大学名誉教授)の本選プレゼン大会が11月24日に日本科学未来館で開かれ、総合政策学部・坂田隆文ゼミのチームが佳作を受賞しました。

 このコンテストは「モバイル社会におけるコミュニケーションのカタチ」というテーマをもとに、31チームの応募の中、レポート審査を通過した9チームの作品のみが最終審査でプレゼンすることができました。当日は東京大学大学院、東京工業大学、法政大学、関西大学、中央大学などの各チームとともに、坂田ゼミ生が発表を行いました。

左から間瀬戸さん、相原さん
左から間瀬戸さん、相原さん

■ コンテストから学んだこと
 
私はこのコンテストに参加するにあたり、論理の通った筋道を組み立てることを意識して作業を進めました。そこでまず私たちは、モバイル社会研究所から提供されているデータの中からスマートフォンの購入意欲のデータに着目しました。そのデータでは私たちが違和感を抱くほどスマートフォンの購入意欲が低かったため、それが何故なのかを明らかにするために、私たちはそのデータを詳細に分析しました。

 さらに、私たちが注目した55歳以上の方々にアンケート調査を行い、より具体的な消費者の声を集めました。そしてそこから得た結果を発表に活かすことで、自信をもって発表できるレポートを仕上げることができました。

 私はこの経験を通して、責任を持つことの大切さを学びました。ゼミでは普段複数の学年で混成されたチームで作業を行うのに対し、今回は同期だけでチームを組む初めての機会だったため、私はリーダーを務めさせて頂きました。そのため作業の目安を決める時や失敗をした時の判断が、すべて自分の責任として重くのしかかってくる場面がたくさんありました。

 泣いてしまうほど辛い時もありましたが、チームメンバーの相原頌子さん、たくさんのアドバイスをくださった先輩方や同期のゼミ生、そして厳しいご指摘を下さった坂田隆文先生の存在があったため、最後まで諦めることなく頑張り続けることができました。この場をお借りして、御礼を申し上げたいと思います。

(総合政策学部 坂田隆文プロジェクト研究 代表 間瀬戸安菜)

2012/12/12

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