体験的なプロジェクトを重ねる意義
現場主義を基本とする中嶌ゼミでは、学生たちが将来的に、高齢、障害、児童、地域、医療など様々な領域で福祉専門職として活躍するソーシャルワーカーとなることを見据えて、複数のプロジェクトを展開しています。学生たちは、実体験を通じた学びの経験を積み重ねることによって、創造力・思考力・構想力・行動力・協調性などの基礎を修得していきます。
「高度情報化社会では瞬時に多様な情報を入手しやすくなっていますが、手間ではあっても現地に赴き、フィールドワークを重視する姿勢は大切です。苦労して得た経験は、その後に役立ちます。ここでは情報収集のための〈プロセスそのもの〉を体験学習の機会の一つとして重視し、人やモノと直接的に関わる機会を大事にしてほしいと考えています」と中嶌先生は言います。ゼミでは (1)児童福祉を体験的に学ぶプロジェクト (2)福祉文化を学術的に考えるプロジェクト (3)豊田市と中京大学との地域連携プロジェクト を実施しています。