ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)メールに関する注意喚起(5/15)

利用者各位

メディア側に取り上げられているランサムウェア(身代金要求型ウイルス)が猛威を振っています。
利用者は、知らない送信者から送られたメールの添付ファイルを絶対に開けないでください。

世界中で感染が拡大中のランサムウェアに悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策について
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170514-ransomware.html

以下、利用者への注意について抜粋しておきます。

1.不審なメールの添付ファイルの開封やリンクへのアクセスをしない

今回のランサムウェアの感染には細工したメールの添付ファイルを開封させる等の方法が用いられていると報道されています。
メールの確認作業をする前に必ず以下の「2.」「3.」の対策を実施してください。
また、不審なメールを確認した場合はシステム管理者等に問題ないか確認してください。


2.脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用

Microsoft 社から提供されている修正プログラムを適用して下さい。Windows Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。

Windows 10 の Windows Update については以下のサイトを参照してください。
Windows 10、Microsoft Edge、初めての月例セキュリティ リリース ‐ 読み解き
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2015/08/11/windows-10microsoft-edge-3529/別ウィンドウで開く

Windows 10 以外の Windows Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。
Windows 10 以外の Windows Update 利用の手順
https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/pc-security/j_musteps.aspx別ウィンドウで開く

Windows 7 / 8.1に対する月例パッチの利用方法については以下のサイトを参照してください。
Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデル変更についての追加情報
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2016/10/11/more-on-windows-7-and-windows-8-1-servicing-changes/別ウィンドウで開く

Windows XP / 8および Windows Server 2003 に対するパッチの利用方法については以下のサイトを参照してください。
ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/05/14/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/別ウィンドウで開く

※Windows XP / 8および Windows Server 2003は既にサポートが終了しています。今回は影響を考慮し例外的にパッチが公開されました。
 このパッチの公開は非常に例外的な対応のため、Windows XP / 8および Windows Server 2003を使用している方は早急にサポート中の製品に移行してください。

3.ウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新する

 各ウイルス対策ソフトをアップデートしてください。
 ご利用されているウイルス対策ソフトが今回のランサムウェアを検知するかについては各ベンダにご確認ください。

2017/05/15

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