教授
播磨 良紀(はりま よしのり)
教授 播磨 良紀(はりま よしのり)

自己紹介/プロフィール

大阪市出身。専門は歴史学(日本中・近世史研究)。研究テーマは、日本の中世から近世の移行期研究で、織田・豊臣政権期(織豊期)の政治史・地域史・生活史など。特に豊臣政権の政治構造についての研究を進めている。また、大学院在学中から和歌山市史編纂室・大阪市史編纂所に嘱託勤務して自治体史編纂に関わり、地域史研究にも取り組み、織豊政権の統一政策の地域的展開も研究対象としている。現在も近畿地方や東海地域の自治体史編纂に携わっている。

学会・公職活動

織豊期研究会幹事・中世史研究会委員・戦国織豊期研究会代表・伊勢中世史研究会委員、日本史研究会・大阪歴史学会・和歌山地方史研究会会員等。愛知県史中世2織豊部会部会長・三重県史中世史部会専門委員・新修豊田市史編さん委員会調査執筆委員。四日市市立博物館評議員など。

主な著書・論文

『日本の時代史13 天下統一と朝鮮侵略』(共著)(吉川弘文館、2003年)
『公害・環境問題史を学ぶ人のために』(共著)(世界思想社、2008年)
『日記で読む日本中世史』(共著)(ミネルバ書房、2011年)
「楽座と城下町」(『ヒストリア』113号、1986年)
「織豊期一日三食制成立についての研究史的考察」(「四日市大学短期大学部研究紀要』30、1997年)
「豊臣政権と豊臣秀長」(三鬼清一郎編『織豊期の政治構造』吉川弘文館、2000年、所収)
「織田信長の長島一向一揆攻めと「根切」」新行紀一編『戦国期の真宗と一向一揆』(吉川弘文館、2010年、所収)

ゼミ紹介

Seminar
播磨 良紀ゼミ
播磨ゼミは、戦国・織豊期を研究するゼミです。この時期の政治・経済・社会・文化などの分野の研究をあつかいます。3年生ゼミでは、春学期は、戦国・織豊期の基本的な研究論文を輪読して、同時期の時代像を理解するとともに、論文読解能力を高めていきます。また、併せて「卒論への道」というテーマで、研究入門的な講義や研究の実践方法の指導も行ないます。秋学期は、春学期で得た論文読解能力をもとに、各自の研究テーマを深めるために、先行研究を把握した研究史の整理の報告会を行ないます。4年生ゼミでは、各自の研究報告会が中心となりますが、「卒論への道」で具体的な論文執筆の方法などの講義とともに、「先輩に聞く」という卒論や就職の体験談などの時間も設けています。
播磨ゼミの方針は、①厳しく・楽しく、②研究能力を身につける、③ゼミ生全員で各自の研究をつくる、④自己変革を行なう、⑤他学年ゼミとの連携、⑥就職活動との両立、⑦全員無事卒論を提出する、の7点です。特に、単にゼミは単なる勉強の場だけでなく、同じ研究仲間ということで、ゼミを盛り上げるさまざまな取り組みを行なっています。昨年度も、4回の「ブラハリマ(史跡見学会)」、年2回のゼミ合宿、野球観戦会や「明治村リアル人生ゲーム」などのリクレーション、懇親会、などを実施しました。また、ゼミ紙の『パックス・ハリマーナ(播磨の平和)』も不定期刊行をしています(現在第16号)。
また、3年・4年の合同ゼミ、他ゼミとの合同ゼミなどを実施して、上下学年や横の連携も広げています。こうした活動を通じて、研究能力を身に着けるともに、人間的に成長することを目標としています。


卒業論文タイトル
●御所体制から見る長宗我部氏と土佐一条氏の関係
●「惣国一揆掟之事」にみえる伊賀惣国
●永禄年間の伊勢の貨幣流通
●武田勝頼の外交
●織田信長の対朝廷関係―近衛前久を中心に―
●初期豊臣政権における取次役 ―対上杉交渉を中心として―
●豊臣秀頼の政治的地位について
●料理書から見た織豊期の食文化