教授
後藤英次 (ごとう えいじ)
教授 後藤英次 (ごとう えいじ)

自己紹介/プロフィール

東北大学助手、樟蔭女子短期大学専任講師、同助教授を経て、2001年本学着任。専攻は日本語学(日本語史)。古代以来の、漢字で表記された日本語の文章(漢字文)の語彙・語法を、主な研究対象としている。最近は、特に室町時代以降の貴族の日記の言語に関心を抱いている。

学会・公職活動

日本語学会、訓点語学会、日本文芸研究会

主な著書・論文

「ガイドブック日本語史調査法」(共著・ひつじ書房)
「『吾妻鏡』の漢語と公家日記の漢語」
「中世以降の古記録の日本語学的研究序説」
(以上、『中京大学文学部紀要』44-1、47-1)
「平安時代の記録体の言語の基盤に日常口頭語があるとはどういうことか」
「中世後期以降の古記録(日記)資料を日本語史学的に扱う際の視点」
(『中京大学文学会論叢』1、2)

ゼミ紹介

Seminar
後藤英次ゼミ
後藤ゼミでは、日本語の歴史についての研究を取り上げます。ここでいう日本語の歴史についての研究には、2通りあります。ひとつは、過去のある時点における日本語について明らかにしようとするものです(これを共時的研究といいます)。たとえば、平安時代における女性の用いた漢語がどのようなものであったのかについて追究したり、江戸時代における「憂し」という語の意味・用法について追究したりするようなものです。もうひとつは、時間の経過とともに日本語がどのように変化したのかを明らかにしようとするものです(これを通時的研究といいます)。たとえば、「天気」という語が古代~現代にかけてどのように意味・用法を変えてきたのかを追究したり、「あなた」という語が明治~平成にかけてどのように用法を変えてきたのかを追究したりするようなものです。ひとつめのタイプの研究にしてもふたつめのタイプの研究にしても、取り扱う時代・言語事象(テーマ)はさまざまです。どのような時代・言語事象(テーマ)を取り上げるにしても、このゼミでは、地道に根気強く、辞書・索引・データベースを調べたり、文献を読んだりして、実際の用例を集めることが基本となります。非常に手間のかかる作業ではあるのですが、ゼミ活動を通して、多少なりとも達成感を感じてもらえたらいいなと思っています。

主な卒業研究タイトル
●近世における形容詞「憂し」――死語化への過程の解明に向けて――
●『今昔物語集』における「けしき」と「けはひ」
●近世以降における自称詞の変遷
●新聞記事における敬語使用の変遷 ――皇室敬語についてーー
  • ゼミは和気藹々とした雰囲気で行っています。
    (個人情報保護?のため、全員後藤の仮面をつけました。
    もしかしたら単なる悪ノリかもしれません…)

  • 後藤(510)ゼミのコンパの様子です。
    本当に第510回なわけではありません…。