准教授
宮澤 太聡(みやざわ たかあき)
准教授 宮澤 太聡(みやざわ たかあき)

自己紹介/プロフィール

早稲田大学大学院日本語教育研究科 博士課程修了(日本語教育学)。早稲田大学日本語教育センター助手、早稲田大学大学院日本語教育研究科助手、大阪観光大学非常勤講師を経て、2016年4月に本学に着任。専門領域は日本語学(文章・談話論)日本語教育学。文章・談話の意味的なまとまりである「段」にかかわる言語形式について研究しています。この「段」というのは、文章を読み進めながら、また、談話を聞きながら、どんどん変化していく動態的なものだと考えられます。大小さまざまに関連しあう多重的な意味のまとまりである「段」を言語形式をとともに捉えることで、実践的な文章・談話の表現・理解に役立てたいと考えています。

学会・公職活動

■学会:
東京学芸大学国語国文学会、早稲田大学日本語教育学会、早稲田大学日本語学会、日本文体論学会、日本語教育学会、日本語学会
科学研究費
2016~2018年 基盤研究(C)課題番号16K02825 講義理解における要約力に関する研究(研究分担者)
2011~2013年 若手研究(B)課題番号23720273 論理的文章作成のための「連文型」の研究(研究代表者)
2011~2013年 基盤研究(B)課題番号213320110 大学学部留学生のための講義の談話に関する研究(2011,2013研究分担者,2012Research Assistant)

主な著書・論文

2020年「第5章 講義理解の要約力における『情報伝達単位』の表現」『講義理解における要約力に関する研究』研究代表者:佐久間まゆみ2016~2020年度科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)(課題番号16K02825)研究成果報告書、155-183頁
2018年「JCK作文コーパスにおけるノダの統括機能による文脈展開の特徴」『中京大学文学会論叢』第4号、228-246頁
2017年『現場に役立つ日本語教育研究3 わかりやすく書ける作文シラバス』くろしお出版(共著)
2015年 「5.3種の講義A,G,Hの『情報伝達単位(CU)』」『大学学部留学生による講義理解の表現類型に関する研究』(研究代表者:佐久間まゆみ 2014年度特定課題研究助成費A(一般助成)(課題番号2014A-059)研究成果報告書、70-96頁
2014年 「統括機能から見た文末叙述表現『のダ』・『んダ』の異同」『大阪観光大学紀要』第14号、大阪観光大学、15-24頁

ゼミ紹介

Seminar
宮澤 太聡ゼミ
宮澤ゼミでは、文章・談話論研究の中でも、特に「音声言語」を扱います。皆さんの生活に密着した音声言語ですが、言ったそばから消えていくという性質のために、研究として録画・録音して扱わない限り、その実態はなかなか把握できません。また、機材が必要になることから、あまり馴染みのない研究分野かもしれません。そこで、3年ゼミでは、卒業論文作成に向けての基礎体力作りを行います。春学期は、談話研究の基礎的な論文を輪読し、談話研究に必要な知識や技術を修得します。例えば、音声や映像データの撮り方、音声言語の文字化の規則や、談話の分析方法などを学んでいきます。様々な研究に触れる中で、それぞれ、卒論のテーマ決定に向けて、興味のある分野を絞り込んでいきます。秋学期は、自身の興味のある研究分野の調査・分析の方法を学修します。ゼミ内での議論を通じて、調査方法を固め、実際にデータを収集し始めることを目指します。4年ゼミは、テーマを絞り込み、データ収集と並行して分析を行います。研究分野の近い人と議論をしながら研究を進め、中間発表を経て、卒論の提出を目指します。研究分野が多岐にわたるため、個人指導がメインになります。自身の研究を進めるためにも積極的にアポイントを取るようにしてください。

主な卒業研究タイトル
●料理レシピ本における文章構成の傾向と特徴
●日常の依頼場面における「言語スタイル」の相違
●あいさつ「おはよう(ございます)」の用法の拡大
●聞き手の年齢の違いによる話し方の変化の考察