私たちのグループでは、愛知県における保育所の問題と対策について調査しました。今回は数ある市町村の中でも”名古屋市”と”豊田市”の保育児童対策について紹介します。
・特徴
1.少子化傾向が薄い 2.都心に住居が多い
・対策
1.受け入れ人数の拡大:空き物件を利用し、入居所人数を増やす
2.家庭保育室の運営
3.保育案内人の設置
・効果
H.22~25の間に3歳児未満の2400人分の保育サービス提供量を確保
・特徴
就学前児童人口はH.21年度以降減少傾向
・対策
1.認定子ども園の設置 2.保育ママ事業 ・今ある施設などを活用
・効果
受け入れ人数は拡大したが、待機児童(特に乳児)は増加し供給が追いついていない
待機児童対策においては、先取した対策が求められることがわかり、市町村ごとで行える対策には限界があるため、今後は国からの援助も必要になる可能性がある。
記事:安江・波多野
現代の家族・若者・少子化の実態を調査研究しています。