フィギュアスケートGPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」
宇野昌磨選手(中京大中京3年)がGP初参戦で銀メダル

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宇野選手

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦「スケートアメリカ」(10/23-25、ミルウォーキー)が行われ、今シーズンからシニアに本格参戦する宇野昌磨選手(中京大中京高校3年)がGPデビュー戦を銀メダルで飾った。優勝したマックス・アーロンに、わずか1.52の得点差に迫る堂々の演技をみせた。

 ショートプログラムは4回転ジャンプの転倒もあり80.78点の4位だったが、フリーでは4回転-2回転の連続ジャンプを決めるなどトップの176.65点、自己ベストをたたき出した。宇野選手は「守らずに攻め、2位という結果につながった。ミスはあったが、満足のいく演技ができた」と明るい表情で語った。優勝者と僅差だっただけに、「正直、悔しい」と素直な気持ちも口にした。

 次戦はGPフランス杯(11/13-15)。宇野選手は「スピンやジャンプなど、今回見つかった課題を克服して臨み、グランプリファイナルの出場権を獲得したい」と意気込んでいる。

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記者会見に臨む宇野選手

2015/10/27

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