公務員に内定した4年生20人が相談会
3年生約100人に勉強方法や面接対策などアドバイス

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 公務員を目指す3年生に向けて、今年度試験に合格した4年生が直接アドバイスを送る「内定者相談会」が12月2日、本学ヤマテホールで行われた。これから公務員試験に臨む学生が合格者の生の情報を聞くことができる機会として、資格センターが毎年主催している。最難関の国家総合職をはじめ、国家一般・専門職、地方上級職、市役所、警察官、消防官などの内定者20人が後輩約100人からの相談に面談形式で応対。3年生は、何人もの4年生のもとへ足を運び、勉強方法や面接対策、官庁訪問、受験先の組み立て方などについて相談していた。

 本学は今年度、国家総合職に10人が合格し、私大の中で全国9位、中部地区1位の実績を残した。公務員対策に力を入れている大学として、公務員を志望する学生も多く、同相談会は試験を控えた3年生にとってモチベーションアップにも繋がると好評を得ている。

 相談をした学生は「模試の結果を基に、今まで以上に力を入れるべき教科をアドバイスしてもらい、危機意識が芽生えた」「民法などの徹底した復習や、講座のテストに重点を置いている現在の自分の勉強方法を継続したい」「警察官を志望しているが、犯罪件数などの現状も面接などで問われると聞き、すぐに調べてやる気を高めていきたい」と、相談の成果を持ち帰っていた。

 国家一般職に内定した学生は「官庁訪問の業務説明会では私たちの質問内容までメモされているので、しっかりと志望する部門や自治体について研究しておくことが大切」と話している。裁判所に内定した学生は「面接では緊張して思うように話ができないので、試験勉強に加えて自分の熱意や考えを伝えられるよう十分に練習を」と後輩にエールを送っていた。

2014/12/04

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