土方清・同窓会前会長に藍綬褒章
多湖實松・元中京大学教授、前中京高校長「瑞宝小綬章」
筒井宣政・BI客員教授「旭日双光章」

 土方清さん
土方清さん
 多湖實松さん
多湖實松さん
 筒井宣政さん
筒井宣政さん

 11月2日付で発表された2011年秋の褒章で、中京大学同窓会の顧問、サークルKサンクス相談役・土方清さん(66)が藍綬褒章に選ばれました。土方顧問は1969年商学部卒。本学出身の民間人で藍綬褒章を受章したのは土方さんが初めてです。

 褒章は、社会や公共の福祉、文化などに貢献した人を表彰するもので、藍綬褒章は「公衆の利益を興し、他の模範となる優れた業績が認められる人」に授与されます。

 土方さんは1969年「西川屋チェーン」(現「ユニー」)に入社。サークルケイ・ジャパン(現「サークルKサンクス」)取締役開発本部長、専務取締役などを経て2001年から2011年まで社長、会長を歴任しました。この間、日本フランチャイズチェーン協会会長を務め、本年6月、日本小売業協会会長に就任しました。同協会の会長職にコンビニエンスストア出身者が就いたのは初めてです。土方さんは激務のかたわら、2002年から2009年まで中京大学同窓会会長を務めました。

 同3日付で発表された秋の叙勲で、中京大学元体育学部教授・中京大学附属中京高校前校長の多湖實松さん(70)が教育功労の瑞宝小綬章を、また中京大学ビジネス・イノベーション研究科客員教授で東海メディカルプロダクツ社長・筒井宣政さん(70)が発明考案功労の旭日双光章を受章しました。

 多湖さんは愛知県立刈谷高校校長を経て2002年から3年間、附属高校の校長を務め、2005年から2010年まで体育学部で教鞭をとりました。専攻分野は体育経営管理。

 筒井客員教授は心筋梗塞の応急処置用バルーンカテーテルの国産に1989年、初めて成功し、2003年から本学で「起業マネジメント」を教えています。

2011/11/02

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