笠松茂さん、国際体操殿堂入り決まる
中山彰規・体育学部教授に次いで本学OB2人目

2006_p018.jpg  跳馬の「笠松跳び」で知られる体操の笠松茂さん(1971年・体育学部卒)(写真)の国際体操殿堂入りが決まった。日本体操協会が1月23日発表した。5月11日にアメリカ・オクラホマシティーで表彰式が行われる。

  笠松さんは1972年ミュンヘン五輪の体操団体で金メダルを獲得したほか、同五輪種目別の平行棒で銀メダル、鉄棒と床で銅メダルを獲得。1974年世界選手権では個人総合、団体、床、跳馬の4つで金メダル、1978年の世界選手権でも団体と鉄棒で金メダルに輝くなど、日本を代表する体操選手として活躍した。
  現在は名古屋の東海テレビ東名体操クラブの代表として、幼児、少年らを中心とする後進の指導にあたっている。2005年春の褒章で紫綬褒章を受章。

  日本人の国際体操殿堂入りは10人目。中京大学OBは、2005年に殿堂入りした中山彰規・体育学部教授(1965年・体育学部卒)に次いで2人目。

  笠松茂さんの話「体操はコツコツ練習が私の信条でした。コーチになってからも山あり谷あり、いろいろありましたが、長く体操だけをやってきたのが、よかったかなと思います。これからも子供たちの指導に力を入れていきたいと思っています」

2007/01/24

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