「トヨリンピック」豊田キャンパスで水鉄砲合戦
豊田系クラブはじめ文化会員60人が親睦深める

　9月13日に、中京大学豊田キャンパスの多目的グラウンドで、毎年9月恒例のトヨリンピック「マッドトヨタ～イカりのデスロード～」が行われました。トヨリンピックは、豊田系クラブが中心となって、行われるレクリエーション大会です。豊田キャンパスでのレクリエーションを行うことで、文化会員の親睦を深めるとともに、豊田キャンパスのことをもっと知ってもらうことが目的です。今年度も、豊田系クラブをはじめとする12チームの文化会員約60人が参加して、水鉄砲と金魚すくいのポイを使った、水鉄砲合戦を行いました。

　水鉄砲合戦は、各クラブをチームとして行う団体戦を中心としたプログラムで進められました。会場はこれまでの豊田キャンパス中庭から多目的グラウンドに移して開催しました。基本的なルールは簡単です。参加者は、頭に巻き付けたハチマキにポイを付けて水鉄砲合戦に挑みます。相手が付けたポイを目掛けて水鉄砲を撃ち、破ったポイの数を競い合う競技です。副題の「マッドトヨタ～イカりのデスロード～」とあるように、元ネタである映画「マッドマックス」のワンシーンをモデルにしたルールを採用しました。人気ゲームソフト「スプラトゥーン」を意識して、説明用パンフレットをデザインする演出も施されました。

　今年度も多くの文化会員が参加しました。当日は雨が心配されましたが、天候にも恵まれ、時折強い日差しが照りつけるほどでした。昨年とは違い、障害物が無い会場で行われたため、参加者の方々は目一杯、相手のチームの人を追いかけていました。当日は主催側が用意した水鉄砲を使って挑む参加者以外にも、個人で持ち込んだ水鉄砲で参加する人も多く、非常に個性溢れる戦いとなりました。そして、水鉄砲に打たれて、ずぶ濡れになった参加者の皆さんは、本当に楽しそうでした。

　競技を一通り終えて、今年度は同率1位が2チーム現れたため、トヨリンピック史上初めての優勝決定戦が行われました。優勝決定戦は、チームの代表者同士が1対1で撃ち合いました。対戦チームは軽音楽部と中京シネマクラブです。1対1ということもあり、なかなか決着がつきませんでしたが、最後には軽音楽部チーム代表者が相手の隙をつき、ポイを破って優勝を果たしました。軽音楽部チームは、5月に行われた学術リーグに続いての優勝になりました。10月に行われる芸文カップに優勝すると、今年度の文化会スポーツ大会三冠達成ということになります。芸文カップでの活躍も、期待されます。

　今年度も多くの方々に参加いただき、感謝いたします。同時に、今回は体育会のアメリカンフットボール部、ラクロス部、女子サッカー部、陸上ホッケー部、ソフトボール部のご厚意によって、多目的グラウンドを使用させていただきました。ありがとうございました。

（現代社会学部4年　第61代文化会執行部豊田委員長　犬塚達也）