演劇部劇団いかづちの師走公演「開かずの扉」に156人
少年の心の変化を丁寧に追ったストーリーが共感呼ぶ

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 私たち演劇部劇団いかづちでは、12月6日、7日に2014年師走公演「開かずの扉」を行いました。のべ156人のお客様にご来場していただき、「いつもとは違った話だったけれどもおもしろかった」などのお言葉もいただくことができました。

 台本を1年生が担当した今回の物語は、嫌なもの、嫌なことが全て見ないふり、忘れてしまって、それでもそんな自分を見て受け入れてくれる存在を求めた少年の話です。「心を開く」というテーマに取り組んだため、難しい話だ、と言われた方も多かった本作品ですが、「心情の変化を丁寧に追っていてとても共感できた」、「自分を見つめ直すきっかけになった」などの意見を数多くいただきました。

 今回は3年生最後の公演ということで、3年生が全員役者として舞台に上がりました。これまでに培ってきたものを活かし、登場人物たちを魅力的に演じきってくださいました。衣装・照明・音響・道具・舞台美術も、部員1人1人が多くの意見を寄せ、演劇部全体で作り上げました。

 次回の公演は1年生のみで作り上げる劇となりますが、より完成度の高い、お客様に満足していただけるような劇を作れるよう、感謝と努力を忘れず部員一同精進してまいりたいと思います。

 今後とも、私たち演劇部劇団いかづちをご愛顧のほどよろしくお願い致します。

                   (作・演出 文学部言語表現学科1年 北沢 綾菜)

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2014/12/22

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