経営学部・中村ゼミがカゴメケース分析発表会
カゴメ社員に売り上げアップにつながる経営戦略を提案
経営学部の中村雅章ゼミは12月16日、名古屋キャンパス524教室でカゴメ商品の売り上げアップにつながる経営戦略を発表する「カゴメケース分析発表会」を開催しました。
優秀チームに選ばれた
奥田・小栗・笠井・神村・中西チームと カゴメ㈱社員2人(左) |
発表会にはカゴメ㈱社員2人を招いて、3チームに分かれた3年生15人が、食品市場の動向や競合他社の分析、顧客アンケートやデータを基に作成した戦略をプレゼンテーションしました。中村ゼミの1、2年生も多数授業に参加しました。
全チーム発表後、カゴメ社員からプレゼンテーション能力や実現可能性、提案力や分析力を審査した結果が発表され、奥田・小栗・笠井・神村・中西チームが優秀チームに選ばれました。
■カゴメケース分析発表会に参加して
「新事業の立ち上げ」
木下・大地・中島・内田・陳チーム |
「移動販売で売上増加」
大谷・佐藤・橘・森・吉田チーム |
●経営学部経営学科3年 中島 亜利華
今回、実際にカゴメの社員の方々を招いてプレゼンテーションをすることは、私たちにとって良い機会である反面、中途半端なものにすることは絶対に許されないと思いました。
いつもは、ゼミ内でしか議論を交わさないので、和気あいあいとした雰囲気ですが、実際に企業の方を前にしてのプレゼンテーションは、普段感じることのない緊張感を覚えました。分析を進めていく中で、ゼミの時間以外でもチームで集まり、話し合いをしたり、資料に修正を加えたりして、自分達の中で最善を尽くました。事前に想定される質問は、答えられるように準備して望みました。実際にプレゼンテーションをして、企業の方々からお褒めの言葉をいただいた反面、鋭い指摘も受け、自分達の分析の甘さを痛感させられました。
私はもともと企業の経営戦略について興味を持っていて、経営学部を選んだ経緯があります。今回、こういった経験をすることができて、大変嬉しく思います。この機会を通して学んだことを、今後の勉学に活かしていきたいと考えています。
■発表会の感想
●経営学部経営学科1年 石川 綾華
今回私たちは、中村ゼミ3年生の先輩方3チームの発表会に参加しました。発表会では、プレゼンテーションと講評が交互に繰り返され、最後に質疑応答の時間が設けられていました。私は最初のチームの発表を聞いたとき、正直驚いてしまいました。先輩方は、いろいろ根拠をもとに注目すべき点はどこかを明確にし、自分たちの考えを堂々と発表していたからです。カゴメ社員の方からは、実際に社会で働いている経験からいくつかの項目の質問を受けました。学生の視点と社会人の視点の違いを感じることができました。
今回は、先輩方の発表の裏にある努力を知ることができ、すべてにおいて衝撃を受け感動しました。この発表会に参加でき本当に良かったと思います。
●経営学部経営学科2年 白石えり香
私は、12月16日に中村ゼミ3年生のカゴメ発表会に参加しました。3チームの発表はどれも素晴らしく、スライドの作り方や論理展開の方法やプレゼンテーションの仕方など多くのことを学びました。
発表会終了後に行われたカゴメ社員の方による講演会では、食品業界の現状、食品ビジネスに携わる魅力や厳しさなど、学生の立場ではわからない実情を伺うことができ、大変興味深いものでした。社員の方の「どこを目指すかが大切」「何をするかではなく、何をやめるか」という言葉が印象的でした。目標を達成するためにはどうすればいいか、試行錯誤して成長していく大切さを学ぶことができました。
今回学んだことを忘れずに、これからのゼミ活動に取り組んでいきたいと思います。