教員紹介

教員紹介

髙野慧太

髙野 慧太(たかの けいた)

職名 准教授
専門分野 知的財産法、情報法
研究テーマ 知的財産権の侵害条件、インターネットと法
所属学会 著作権法学会、日本工業所有権法学会
担当科目 知的財産法A・B、入門演習(1年生)、基本演習(2年生)、専門演習I(3年生)、専門演習II(4年生)

経歴・学歴

神戸大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科実務法律専攻修了(法務博士(専門職))。博士(法学)(神戸大学)。
神戸大学大学院法学研究科助教、信州大学社会基盤研究所助教を経て、2021年4月より現職。

主要業績

著書 前田健ほか編『図録知的財産法』(弘文堂、2021年)〔7、10、32執筆〕
論文 「著作権の保護範囲と正当化理論」著作権研究49号(2024年刊行予定)
「依拠性について : 依拠性要件の正当化根拠とAI生成コンテンツ 」神戸法学雑誌72巻1=2号(2022年)45頁
「改善多項制と、確定判決の既判力・信義則に基づく拘束力」L&T96号(2022年)11頁
「著作物の類似性要件における創作インセンティヴと市場代替性―日米の比較の観点から」同志社大学知的財産法研究会編『知的財産法の挑戦II』(弘文堂、2020年)207頁
判例研究 「海賊版サイトに広告を提供した広告代理店の責任」令和4年度重要判例解説(2023年)247頁
「写真に基づく絵画制作と翻案の成否、題材としての価値と損害―舞妓写生会事件」ジュリスト1533号(2019年)108頁
「特許査定に対する不服申立ての可否、特許査定の無効に関する判断基準、真意と異なる請求項の事後的修正の可否―アリールピペラジン誘導体事件」自治研究95巻3号(2019年)139頁
「建築著作物における著作者・原著作者―ステラマッカートニー青山事件」ジュリスト1524号(2018年)127頁

教員からのメッセージ

学部生へのメッセージ

大学にいる間はなんでもできます。あなたのこれからをつくるのは、あなた自身です。学びも学び以外も積極的に取り組んでください。
勉強する中で間違えることは、悪いこと、恥ずかしいことではなく、むしろ、間違いこそが理解のきっかけです。間違えたあなた自身と、授業の他の参加者がより深い理解に至るための契機となります。授業の中では間違えを恐れずに、積極的に自分で考え、それを共有してください。

高校生・受験生へのメッセージ

法学部では、様々な法律を勉強することができます。その知識だけでなく、ルールを調べ、ルールを使い、ルールをつくる能力を身に着けることができれば、(弁護士などの)法律の専門家志望でなくとも、社会において役に立つことでしょう(法曹(裁判官、検察官、弁護士)志望であればなおさらです)。インターネットやAIの発展により変わりゆく社会で、どのようなルールがあるべきか、一緒に考えましょう。

教員一覧

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