平良 好利 (TAIRA, YOSHITOSHI)

職名
准教授
取得学位
博士(政治学)
専門分野
沖縄現代史、日本政治外交史
主な担当科目
政治過程特論Ⅰ、同特論Ⅱ、地方政治特論
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

米軍基地問題と沖縄政治に関する研究
 基地問題をめぐる政治過程や、日本復帰後の沖縄県の政治を中心に研究しています。とくに近年は政党組織における本部・支部関係を研究しています。その他、地方政治家へのインタビューを実施し、その証言記録を残す作業も行っています。

<キーワード>米軍基地問題、沖縄政治、日米安保体制

主な著書・論文

『戦後沖縄と米軍基地- 「受容」と「拒絶」のはざまで 1945〜1972年』法政大学出版局、 2012年
「冷戦終結と日本の安全保障構想-防衛問題懇談会の議論を中心として」河野康子・渡邉昭夫編『安全保障政策と戦後日本 1972~1994-記憶と記録の中の日米安保』千倉書房、2016年
「沖縄と本土の溝」五百旗頭薫他編『戦後日本の歴史認識』東京大学出版会、2017年
「解題-沖縄の戦後をどう考えるか」河野康子・平良好利編『対話 沖縄の戦後-政治・歴史・思考』吉田書店、2017年
「沖縄の政党政治と中央・地方関係-日本復帰から現在まで」平良好利・高江洲昌哉編『戦後沖縄の政治と社会-「保守」と「革新」の歴史的位相』吉田書店、2022年

メッセージ
 政治を理解するためには人間理解が欠かせないと考えています。よって政治家などの書いた回顧録や日記等をたくさん読んでほしいですし、また実際に政治家などにみずからインタビューを行ない、その人物を肌で理解する努力もしてほしいです。ドロドロした人間関係も含め、政治に興味をもつ学生の入学を期待しています。

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