多田 哲 (TADA, SATOSHI)

職名
教授
取得学位
博士(史学)
専門分野
西洋中世史
主な担当科目
世界史特論Ⅰ
人文社会科学研究科研究指導資格
講義のみ担当教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

ヨーロッパ初期中世のキリスト教に関する研究
 フランク王国カロリング朝時代の,キリスト教の社会への浸透について研究しています。近年はこの時期のみならず,古代末期以来の歴史的状況も考慮し,文献史学・考古学の両面からこの問題に対峙しています。またこの問題と不可分にある聖人崇敬という宗教文化的慣習を注視し,長い歴史のなかに位置づける仕事もはじめました。

<キーワード>キリスト教、民衆教化、聖人崇敬、カロリング時代

主な著書・論文

『ヨーロッパ中世の民衆教化と聖人崇敬―カロリング時代のオルレアンとリエージュ―』創文社,2014年
『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(共著)ミネルヴァ書房,2013年
『ヨーロッパ文化の再生と革新』(共著)知泉書館,2016年

メッセージ
 歴史学の基礎は史料批判にあると言われますが,現代社会におきかえると情報ソースを吟味せよということになろうかと思います。その意味でも,これから生きてく上で必須の学問と思って,歴史学に飛び込んできてください。

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