酒井 敏 (SAKAI, SATOSHI)

職名
教授
取得学位
文学修士
専門分野
日本近現代文学・文化(児童文学・文化を含む)
主な担当科目
近代文学特論A、同特論B
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

森鷗外を中心とする日本近代文学・文化の研究
 『雁』や「渋江抽斎」など森鷗外の作品を幅広い視点から考察した作品論を執筆する一方、鷗外宛書簡の翻刻・解説や関わりを持った人物との交流を詳細に調査する営みを通して実証的な作家研究を行っています。最近では、「森鷗外と同時代美術」「『雁』の総合的研究」を主要なテーマとして、論文を継続的に発表しています。

<キーワード>森鷗外、近代美術、資本主義とその乗り越え、テクストとイメージ

主な著書・論文

『森鷗外とその文学への道標』新典社、2003年
『森鷗外近代小説集 6』岩波書店、2012年(編著書)
『文京区立森鷗外記念館所蔵 森鷗外宛書簡集3 〈うーお〉編』文京区立森鷗外記念館、2020年(編著書・監修)
『森鷗外―作品と周辺―』鼎書房、2022年

メッセージ
 幼い頃から本の虫で、最初は小説家になろうと思っていました。高校、大学で素晴らしい先生方との出会いがあり、研究者に志望を変更して今日に至っています。研究論文としての厳密さ・正確さを大切にしながら、読んでワクワクするような知的刺激を与える面白い論文を書きたいと願い、そんな講義やゼミにしたいと思っています。何より知的好奇心を持って志願・入学してくれることを望んでいます。

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