
齊藤 公輔 (SAITO, KOSUKE)
- 職名
- 准教授
- 取得学位
- 博士(文学)
- 専門分野
- 文化科学、外国語教育(ドイツ語)
- 主な担当科目
- ヨーロッパ地域・文化特論Ⅰ、同演習Ⅰ
- 人文社会科学研究科研究指導資格
- 研究指導教員
- 研究者情報・業績
- 中京大学研究者業績データベース
集合的記憶とメディアに関する研究/21世紀型スキル涵養を目的とする外国語教育
過去のイメージがメディアの中でどのように変化するのかを、集合的記憶論の立場から研究しています。第二次世界大戦に関するドイツ映画を主な研究対象としていますが、文学館などのメディアにも興味を持っています。
外国語教育について、ドイツ語教育を実践フィールドにしながら、語学能力のみならず21世紀型スキルも学ぶ授業を考案しています。特にICT機器を用いたプロジェクト授業を中心に実践例を積み重ねています。
<キーワード>集合的記憶、戦後ドイツ、ヒトラー映画、文学館、ドイツ語教育、プロジェクト授業、『外国語学習のめやす』
1. (共著)齊藤公輔、田原憲和、池谷尚美著:『「気づき」を促進するプロジェクト授業の実践と考察』
はじめに pp.1-4、第3章「外国語教育における気づきの重要性と実践上の課題」 pp.61-81
2021.3.16、大阪公立大学共同出版会
2. (共著)齊藤公輔編:日本独文学会研究叢書136『第一次世界大戦の諸相 ―個と全体の視点から―』
序論 pp.1-3、第1章「ジンメル演説からみるドイツアイデンティティーとフランス ―『ドイツの内的変化』を中心に―」 pp.4-15、あとがきにかえて pp.94-95
2019.10.19、一般財団法人日本独文学会
3. (共著)田原憲和編著:『他者とつながる外国語学習をめざして 「外国語学習のめやす」の導入と活用』 第2章「『めやす』×CEFRの試み」 pp.36-56
2019.4.30、三修社
4. (共著)大野寿子編:『グリム童話と表象文化 モティーフ・ジェンダー・ステレオタイプ』
「テレビ映画『ニーベルングの指環』 ―ニーベルンゲン伝説の現在の姿―」 pp.315-335 2017.7.7、勉誠出版株式会社
5. (共著)溝井裕一、細川裕史、齊藤公輔編:『想起する帝国 ナチス・ドイツ「記憶」の文化史』
「6.人間・ヒトラーの登場 ― 『ヒトラー―最期の12日間』 pp.195-216、コラム①「集合的記憶」とは何か pp.48-52、コラム④消えるように設計された記念碑 pp.217-220
2017.1.12、勉誠出版株式会社
6. 5. (共著)田原憲和、齊藤公輔、鈴木智、神谷健一著:『プロジェクト授業の設計と運営 ―ドイツ語教育の現場から―』
第2章「初修外国語教育におけるプロジェクト授業のあり方 ―自律学習を中心に」 pp.21-35
2016.3.10、大阪公立大学共同出版会