大森 達也 (OMORI, TATSUYA)

職名
教授
取得学位
博士(経済学)
専門分野
マクロ経済学、公共経済学、財政学
主な担当科目
経済政策特論Ⅱ
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

少子高齢社会の財政政策に関する理論的研究
 人口の少子化・高齢化が生じる社会の問題に対する財政政策を経済学の観点から研究しています。世代間の問題について、例えば、日本の人口減少の原因の一つである教育費の問題や高齢化に伴う医療・年金・介護の問題について、国全体の問題だけでなく、地域政策の問題として捉えて、理論的な研究を行っています。

<キーワード>人口減少、公教育、医療、年金、介護、財政政策

主な著書・論文

『政府と経済成長: 税と公共支出の配分』 勁草書房、 2016年
"Effects of public education and social security on fertility.” JOURNAL OF POPULATION ECONOMICS 22(3) 585-601 2009年 (単著・査読付)
"Parent life and children's life: Public health expenditure and human capital formation.” 応用経済学研究 11 72-83 2018年 (単著・査読付)

メッセージ
 三重県出身の私は、三重県北勢の工業中心の産業構造と南勢の観光業中心の産業構造の違いによる公共投資(資本)の違いに関心を持ったことから研究を始めました。今、家族を得て、教育、医療、年金、介護などの家族に関わる財政政策と国・地域の経済発展に研究の関心があります。学生にも身近な問題をきっかけに研究に取り組むことを期待しています。

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