岡本 祥浩 (OKAMOTO, YOSHIHIRO)

職名
教授
取得学位
博士(学術)
専門分野
居住福祉論
主な担当科目
都市政策特論
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

生活資本の喪失と構築に関する研究
 第二次世界大戦後の日本社会は、経済成長によって居住水準を向上させる「就労自立」の仕組みを追求してきました。しかしながら、経済の低成長と不安定化、経済のグローバル化、人口構造の高齢化と世帯規模の縮小、激甚災害の頻発化を背景に「就労自立」の仕組みは機能しなくなりました。そこで、一人ひとりにふさわしい生活を実現する「生活資本」の構築を基盤にすることが求められています。「生活資本」構築の仕組みを探っています。

<キーワード>居住福祉、生活資本、居住困窮、ホームレス

主な著書・論文

『居住困窮の創出過程と居住福祉』東信堂、2022年
『居住福祉を学ぶ』東信堂、2022年
『居住福祉と生活資本の構築』ミネルヴァ書房、2007年
『居住福祉の論理』東京大学出版会、1993年、(共著)

メッセージ
 現在社会は表面的で短期間に成果を示すことを要求しています。その結果、本質的な課題を先延ばしにし、何時までも課題を抱える状態を続けています。表面的な課題ではなく、本質的な課題に真剣に取り組みたく思います。

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