緒方 あゆみ (OGATA, AYUMI)

職名
教授
取得学位
博士(政策科学)
専門分野
刑法、医事刑法
主な担当科目
刑法特論ⅢA、同特論ⅢB
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

刑法39条と心神喪失者等医療観察法
 精神障害犯罪者の処遇に関する「心神喪失者等医療観察法」の施行が、裁判所の刑事責任能力判断にどのような影響を与えているか、判例分析による最近の傾向やイギリスとの制度比較について研究しています。その他、生命維持治療の中止や医師による自殺幇助と嘱託殺人罪の関係についても取り組んでいます。

<キーワード>刑法、責任能力論、生命維持治療の中止と死の自己決定権

主な著書・論文

・「人生の最終段階における医療に関する自己決定権と法制度設計~刑事法的視点から~ 」
CHUKYO LAWYER 36号(2022年)1-22頁 
・アンドリュー・アシュワース, ジェレミー・ホ―ダ―〔著〕 同志社大学イギリス刑事法研究会〔訳〕『イギリス刑法の原理』(成文堂、2021年)(分担執筆)
・「罪を犯したパーソナリティ障害を有する者の刑事責任能力判断とその処遇 」同志社法学417号 (川本哲郎先生、奥村正雄先生、古江賴隆先生古稀記念論集) (2021年)501-546頁
・「生命維持治療の中止をめぐる問題を中心に(特集 終末期医療と刑事法)」 刑法雑誌56巻1号(2017年)24-38頁
・「心神喪失者等医療観察法と刑事責任能力判断 」理論刑法学の探究6号(2013年)71-132頁


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