中村 将人 (NAKAMURA, MASATO)
- 職名
- 准教授
- 取得学位
- 博士(経営学)
- 専門分野
- 会計史、公会計論
- 主な担当科目
- 公企業会計特論
- 人文社会科学研究科研究指導資格
- 研究指導教員
- 研究者情報・業績
- 中京大学研究者業績データベース
日本の植民政策に対する簿記・会計の寄与に関する研究
これまでは、戦前期日本の国鉄や「満鉄」など鉄道会計について研究してきました。最近は、「満鉄」の研究から展開させて、日本の植民政策に対する簿記・会計の寄与に関して研究しています。簿記・会計は単なる技術と捉えられがちですが、歴史を紐解くと社会経済に少なからず影響を与えた存在であることがわかります。
<キーワード>会計学、会計史、植民地、鉄道、固定資産
『近代日本鉄道会計史―国有鉄道を中心として―』同文舘出版、2019年。
「満鉄鉄道工場の原価計算」『総合政策論叢』第14巻、2023年。
大学院への入学を考えている皆さんは、学問や研究が好きで、それを突き詰めたいと考えていると思います。そのモチベーションはとても大事です。しかし、研究を生業とする者は、単純に「好き」という状態を超越して、呼吸をするが如く日々研究について考えなければなりません。そのように「知の沼」に一緒に浸かる仲間をお待ちしています。