荒川 章三 (ARAKAWA, SHOZO)

職名
客員教授
取得学位
修士(商学)、修士(法学)、修士(経済学)
専門分野
租税法、法人税法、税務争訟、税理士制度
主な担当科目
法人税法特論A、同特論B
人文社会科学研究科研究指導資格
研究指導教員
研究テーマ・研究内容・キーワード

税務争訟
 納税義務者と課税庁の見解が対立する中、法令等の解釈について時代の変遷や取引態様の変化に伴い、変更が行われ、課税処分を受ける事例を検討し、その結果として、法律改正に至る事例等を研究対象とします。

<キーワード>租税法、税務争訟、租税手続法、租税回避、信義則

主な著書・論文

『立法趣旨から考える租税理論』共著,三恵社,2008年
『中小企業の勝ち残る事業承継』共著,清文社,2013年

メッセージ
 国家運営の根幹となる歳入たる租税について、税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることが使命とされています。税理士試験に合格することが大前提ですが、大学院での研究を通じて、論理的に考えることや、過去の裁判例等を知ることにより実務家となってからも研究活動は、充分に役立ちます。税理士を目指す明確な目的を持った学生に期待しています。

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