中京大学 大学院 情報科学研究科
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認知科学専攻

※通信教育課程は2010年度募集停止

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通信制大学院・認知科学専攻概要カリキュラム概要
通信制大学院・認知科学専攻概要
   最近,インターフェイス開発や教育へのネットワーク活用など,現場の課題に認知科学の知見と方法論が求められることが多くなっています.本課程は,実社会で働きながらこのような問題に取組む人たちが職場を離れずに認知科学を学ぶ場として,2002年4月に開設され,発展を続けています.入学試験は,取り組みたい研究の計画書に基づいてなされるネットワーク上の質疑応答と面接によって行われています.受講生の所属先は,大学や高校,eLearningコンテンツ開発会社,家電メーカー,コンピュータ機器製造会社,インターフェイス評価会社など多岐にわたり,毎週一時間のチャットによるゼミ活動を通して,それぞれの強みを生かした協調的な研究環境ができあがっています.
 授業は,「学びの科学」や「ユーザビリティ評価論」,「協調学習のためのシステム・デザイン」など現場の問題に即した科目と,「認知科学基礎」,「文化心理学」,「感情と認知」など心について深く学べる科目から構成されています. 授業はネットワーク上で行います.各自が教材を元に担当して調べたことを掲示板で発表し,議論を繰り返して互いに理解を深め合う協調学習を特徴としています.学生3,4人に1人の割でメンターと呼ばれる学習支援者がつき,さらにそれら全体を調整するスーパーメンターと教員とが連携を取りつつ各自の学習・研究過程をサポートしています.修士論文研究指導や実技を含むスクーリングもあり,意欲ある人々がそれぞれのテーマに取組んでいます.

専攻の教育研究上の目的
 認知科学専攻通信課程は,高度情報化社会の現場で,認知科学を基礎として,IT新技術の開発評価と広く人材育成のための学習環境設計やその評価に関わる人材を養成する.より具体的には,学校などの教育現場,e-learning教材やITを利用した学習支援環境の設計開発・評価の現場,また日常的に人が使用する機器のユーザピリティを考慮した開発や評価の現場で仕事をする人が,各自の問題解決のためこ必要な認知科学を学び,研究として結実させ,その成果を論文として公表することを教育目標とする.

2003年度第一期生修士論文テーマ
タッチタイピングを活用する協調的な情報処理教育,
情報検索活動におけるライブラリアン機能の分析−検索システムインターフェイスへの応用検討−

2004年度受講生研究テーマ例
企業における協同学習活動によるユーザビリティ評価のための基礎力の育成,
技術文書知識データベースを活用した研究情報検索及び推論システム,
コンピュータ製品におけるユーザの学習パターン分析,
製品購入後の使いこなし意欲を持続させるUIデザイン,
ユーザがメンタルモデルに従って使えるインターフェイスの開発