乳幼児の運動・認知・行為の発達、遊びや創造性をテーマに研究しています。特に注目しているのは赤ちゃんの歩行で、歩行という運動スキルの熟達が背景となって、遊びや創造的な行為を始めるのではないか、ということを考えています。小さい子はちょっとした窪みに物を集めたり、何かに沿って物を並べたりすることが大好きです。歩けるようになると、持ち運べる窪みであるバッグなどにおもちゃを入れて様々な場所に持ち運んだり、他の人に渡したりします。行為の可能性を自分で探索して見つけていくことが、認知発達、社会性の発達にとってとても大事なことだと考えています。研究と並行して、親子向けのアートワークショップなども行っていますので、興味のある方にはぜひお手伝いいただきたいです。