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心理学研究科
研究科長挨拶
研究科長よりひとこと
中京大学大学院心理学研究科のホームページにお越しくださり、ありがとうございます。本研究科には2つの専攻があり、その中に実験心理学領域、応用心理学領域、臨床心理学領域、発達心理学領域という4つの領域があります。
各領域では高度に専門的な知識と技能を備えた人材の育成に取り組んでいます。また、本研究科の特徴として、領域、専攻をまたいだ共通の科目もカリキュラムに組み込まれており、分野相互の理解と協力の重要性を学び、修得した専門的な知識と技能を社会に生かせるようになることも目指しています。
大学院という場所では、学部までの学びよりもさらに専門を深く掘り下げると同時に、それが学術的に、また社会的にどのような意味を持つのか考える場面もあります。研究から実践まで修了後の道は様々ですが、本研究科での日々が充実したものとなり、自立した1人の専門家として社会に関われるようになることを期待しています。
心理学研究科の概要
本学では、心理学部の完成とともに、文学研究科心理学専攻を改組転換して、心理学研究科を発足させました。本研究科では、心理学部と一体化した運営により、カリキュラムの多様化を通じて、今後をになう研究者の教育や、臨床心理士・公認心理師など、実務専門家の養成に力を注いでいます。2018年度からは、これまでの臨床心理士受験資格に加えて、新しい国家資格である公認心理師受験資格に対応したカリキュラムがスタートしています。
本研究科は、実験・応用心理学専攻と臨床・発達心理学専攻の2専攻で構成されており、人間の心理や行動に関わる幅広い領域をカバーする研究・教育を行っています。また、社会の中の様々な問題解決に関係して、総合的な人間理解を可能にする研究・教育体制をもっています。本研究科の具体的なカリキュラムの特徴としては、修士課程での「心理学論」や「心理学研究法」など、専攻や領域にとらわれない基礎的な授業科目を重視していることがあげられます。
大学院の目的は、高度な専門教育を行うことにありますが、一方で、大学院修了者にふさわしい視野の広さと豊かな人格を備えた、実社会のあらゆる場面で活躍できる人材の育成を心がけています。