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教員紹介

臨床心理学領域

馬場 史津

Baba Shizu

あなたには何が見えていて、
あなたはなぜそう考えるのか。
「私」という小宇宙への探検。
それが心理学を学ぶ
ということかもしれません。

プロフィール

文教大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。公認心理師、臨床心理士、認定描画療法士。

領域
臨床心理学領域
職名
教授
研究室
3号館別館 4F
担当科目
(学部)臨床心理面接法、心理アセスメント実習2、心理学課題演習、卒業研究(大学院)臨床心理学特論A、臨床心理査定演習B、臨床心理実習(心理実践実習)、臨床心理学研究
専門分野
心理アセスメント、心理療法、描画療法
指導
学部ゼミおよび大学院博士前期課程・後期課程の指導あり
所属学会
日本心理臨床学会、日本描画テスト・描画療法学会、日本ロールシャッハ学会
馬場 史津

ゼミの紹介(臨床心理学領域)

3年ゼミ:今の気持ちを色や形で表現する「フィーリングジャーナル」を毎回のゼミで実施しています。非言語的表現に慣れること、何気ない色や形の表現がその日の自分の状態を映しているということに気づく練習です。

ゼミの1つの柱は「描画テスト」です。描画テストの被検者・検査者体験、解釈の基礎を学びます。時には「統合失調症の人が絵を描いたら?」など、心の病気がどのように描画に表現されるのかについて考えることもあります。学生が描画テストの理論や数量的研究、事例研究などの論文を発表しながら、ディスカッションを行います。もう1つの柱は「描画療法」です。心理療法としての表現について体験を通して理解できることを目指しています。描画だけでなく、コラージュや粘土、音楽など様々な技法の理論と実践について学びます。秋学期には各自が関心のあるテーマを選び発表します。先行研究を調べてながら卒業研究への準備を始めます。

4年ゼミ:4年ゼミは卒業研究のためのゼミです。テーマは多種多様です。ゼミ生と指導教員と接点を模索しながら、オリジナリティのある卒業研究を目指します。研究計画を立てること、データを収集して分析すること、自分の考えを正しく伝えるための記述の方法など、卒業研究で学んだことは、社会人になっても生かされるはずだと考えて指導しています。

教員から学生へのメッセージ

馬場 史津

馬場ゼミは「感じ、考え、表現するゼミ」です。体験の中で感じたことを大切にしながら、理論や先行研究を踏まえてしっかりと考える。自らが発表することも大切ですが、仲間の発表を聞いて疑問を伝えたり、意見を述べる。それぞれの個別性を尊重しながら、率直に話し合えるゼミを皆さんと作っていきたいと思います。

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