チベット仏教は、7世紀にインドから伝来した仏教と、チベットと土着宗教のボン教が結びついてできた仏教です。読経の際にドゥン(ホルン)や太鼓による大音量、香を焚きしめた強烈な香り、そして本堂の壁面に描かれた仏画の極彩色などを用いて、信徒の感覚を鈍らせ、経文を深層意識に刷り込ませる、観想修業が特徴の一つです。今回は、そのチベット仏教にまつわる資料の中から、3点を選び、展示しました。ぜひご覧ください。
学芸員資格取得および技能習得のための実習