大阪で生まれ育ち、愛知で学び、北海道で10余年過ごしました。学生時代に「気付いた者の責任」「実践に依拠しともに問い続ける」など、大切な言葉に出会いました。社会にはままならないことも多く、自身の非力さを痛感するばかりですが、1人の人として社会の中に居るしかないのだと思っています。
アール・ブリュット、アウトサイダー・アートなどと表されるものにふれること。実のところ、アートの知識も何かを創り出す才能もありませんが、出かけて目にして、心を動かされる瞬間が好きです。よく写真も撮ります。撮る時の「おっ」も、撮ったものをみる「にや」も含めて、写真を撮ることがやめられません。
ソーシャルワーク論、地域福祉論、高齢者福祉論、ソーシャルワーク演習、ソーシャルワーク実習指導、演習(ゼミナール)などです。
国家資格である社会福祉士を取得するために必要な科目が中心ですが、社会の中で暮らす人々のLIFE(生命・生活・人生)について考えるきっかけになることを意識しています。
現在は過疎地域における社会福祉の在り方について考えたいと、調査研究に取り組んでいます。おひとりで暮らす高齢者の方へのアンケート調査や、地域活動を担う町内会や民生委員へのヒアリング調査を実施してきました。
研究者として道半ばですが、地域社会で暮らすということや、誰もがその人のLIFE(生命・生活・人生)を生ききることができる社会とはどのような社会かを考え続けていきたいと思っています。
着任(2022年度-)したばかりですので、まだなにもできていませんが、学生ひとり一人が参画し、ともに取り組めるゼミナールを目指します。テーマを決めてディスカッションをする、社会福祉の実践現場に足を運び感じ・考え・行動する等、大学を卒業するまでの2年半で存分に切磋琢磨してほしいと考えています。
人がいきる世界を知れること。あたり前のように過ごしている自らの世界に気付けたり、見知らぬ誰かがいきる世界を垣間みることができる。
人がいきるときに必要なことを考えることができるところ。考えるだけではなく、行動する機会が与えられているところだと思います。人がいきるつながりをつくることが目指せます。
社会福祉学が専門ですが、なぜか周りに社会学者が多くいました。社会福祉は“社会”がついていますので、社会学の知見は必要不可欠です。目の前の事に埋没してしまいがちな時に省み、考察を深めることが出来ます。
私は高校生までの世界が大学でいっきに広がりました。自分自身がいかに狭い世界の中でいきてきたのかを痛感させられることもありました。大学では自分次第で自らの世界を広げることも深めることできます。自らの足で歩みだす面白さを実感しよう!
大学は自ら考え行動することが出来る場です。さまざまなことに触れ、出会い、感じ、悩み、考え、行動して下さい。人生の中ではたった4年、されど4年です。大いに満喫してください。応援しています!!