チャレンジ奨励金 活動報告
AI未来創造プロジェクト
国際学部3年 矢野 剣礼次さん

私たちは、AIの基礎知識や最新の生成AIツール「Chat GPT」の正しい使い方を、オープンキャンパスの参加者に向けて分かりやすく伝える「AI未来創造プロジェクト」に取り組みました。高校生のみなさんにも、AIリテラシーの大切さや、テクノロジーを活かした新しい学びの可能性を実感してほしいと思います。

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活動内容と目標

オープンキャンパスでは、AIの基礎・ChatGPT入門の2つの学習トラックを用意し、AIの仕組みや活用法、社会・教育分野での効果やリスク、そしてメディアリテラシーについて講義しました。参加者には実際にプロンプトを入力してもらい、AIのクリエイティブな一面や注意点も体験的に学んでもらいました。さらに、AI搭載ロボット(LAVOT、Aibo)も活用し、AIに触れる楽しさを体験できるワークショップも開催しました。
目標は、AIリテラシー格差の解消と、AIやChatGPTを使った学び・受験対策の効率化を高校生に伝え、将来中京大学で一緒に活動したいと思ってもらうことでした。

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課題と対応

活動当初、消極的なメンバーもいましたが、プロジェクトを進める中で全員が積極的に取り組めるようになりました。

達成状況

オープンキャンパスのAIワークショップやChatGPTセミナーには、3日間で約1000名が参加し、参加者から「内容が面白かった」「大学生になったらプロジェクトに参加したい」などの反響がありました。高校生だけでなく保護者にも好評で、AIリテラシー格差解消という目標に大きく近づくことができました。ロボットの活用も集客や満足度向上に大いに役立ちました。

自己評価による達成度:80%

改善点・やり残したこと

オープンキャンパス限定の実施にとどまったため、より多くの機会で講義を行うべきだったと感じています。

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活動を通して得た気づき

予期せぬトラブルが発生しても、仲間と力を合わせ柔軟に対応することで成果をあげられると実感しました。計画通りにいかなくても、チームで工夫すれば目標に近づけることを学びました。

今後チャレンジしていきたいこと

この経験を活かし、卒業後はAIを活用したビジネスや社会貢献の現場で、技術と人をつなぐ架け橋となるような活動に挑戦していきたいです。