私たちは、玉ねぎの皮など廃棄物を活用した「エコ染めワークショップ」を開催し、サステナブルファッションや環境問題について考える活動を行いました。高校生のみなさんにも、身近なところから地球にやさしい行動を始めるきっかけを伝えたいと思います。
活動内容と目標
主な活動は、玉ねぎの皮を使った染め物ワークショップの開催と、環境問題・衣料廃棄物についての座学プレゼンテーションです。
- 常滑市大野町のイベントでワークショップ開催
- 大学祭でのワークショップ(3日間で約70名参加)
- 地元東海市の農業協同組合でエプロン染め体験(婦人部対象)
また、岐阜県山県市での柿渋染め体験にも参加し、天然染料を用いた地域創生の取り組みについても学びました。
Instagramでイベント告知や活動内容の発信を行い、教育後援会報の取材も受けました。
目標は、衣料廃棄物が地球に与える影響を知ってもらうこと、参加者が自分の手で染色し物を大切に使う楽しさを感じること、持続可能なファッションについて考えるきっかけを作ることです。
課題と対応
イベントの集客が難しいという課題がありましたが、大学祭ではフライヤーを作成・掲示することで多くの参加を得ることができました。学内ワークショップが実施できなかったため、地域イベントでの開催に切り替えるなど柔軟に対応しました。
活動の成果
ワークショップでは、座学で「日本では1日に約1300トンもの衣類が廃棄されている」という具体的なデータをもとに環境問題を説明し、参加者からは「自宅でもエコ染めをしてみたい」「服をリサイクルに出したい」といった声が寄せられました。自分で染めたハンカチや巾着は日々使い続けることで愛着が湧き、ものを長く大切に使う意識につながりました。
改善点・やり残したこと
集客はイベント主催者の協力やフライヤー掲示で改善できましたが、参加者アンケートによるフィードバックやSNSでのさらなる情報発信が十分にできませんでした。今後はこれらを強化し、より多くの人に活動を知ってもらいたいと考えています。
活動を通して感じたこと
イベント開催には多くの方の協力が不可欠であり、コミュニケーションの大切さやチームワークの重要性を実感しました。仲間と役割分担しながら活動することで、一人ではできない成果を出すことができました。
今後のチャレンジ
今後もInstagramで環境問題や衣料廃棄物について発信を続け、さらに多くの人にサステナブルファッションの大切さを伝えていきたいです。また、農業協同組合の他の部の方を対象としたワークショップも企画し、地域全体でエコ染めの輪を広げていきたいと考えています。
エコ染めをきっかけに、身近なところからサステナブルな行動を始めてみませんか?