チャレンジ奨励金 活動報告
中京大学アクティブ・ラーニング〈キャラバン〉
―学びの楽しさを子ども達と共に―
文学部3年 森下 新之輔さん

私たちは「アクティブ・ラーニング(AL)」の効果的な活用法を実践的に学び、研究することを目的に、さまざまな学校や文化施設で授業やイベントを行いました。高校生の皆さんにも、学びに「楽しさ」と「主体性」を取り入れることで、新たな発見や成長につながることを伝えたいと思います。

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活動内容と目標

中学校での授業実践、小学校・高等学校でのAL実践、文化施設でのイベント開催を通して、現役中高生や教員、社会人の意見に触れながら、ALの実践と研究を進めてきました。急速に変化する現代社会で、新たな価値を生み出す力を育む「アクティブ・ラーニング」を社会に広めることが私たちの目標です。

主な活動実績

自己評価による達成度:94.5%

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課題・改善点

プロジェクトごとに反省会や情報共有は行いましたが、全体で知見や課題を横断的に共有しきれなかった点が課題です。今後は全体での情報共有の仕組みを強化し、より幅広い学びにつなげたいと考えています。

活動を通して得た気づき

学校や企業、文化施設、地域、さまざまな方と連携して活動を進める中で、それぞれが高い専門性と情熱を持って仕事に取り組んでいることを強く感じました。生徒や参加者が主体的に思考し続ける授業やイベントをつくるためには、専門性と連携の力が不可欠だと実感しました。

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今後のチャレンジ

私たちの多くは将来教員を目指しています。今回の経験は、教員として働く際の大きな財産になると確信しています。今後も授業実践やイベント開催で得た知見を活かし、新たなAL型授業やプロジェクトに挑戦していきます。また、訪問先や関係機関とのつながりも大切にし、後輩たちとともに交流と学びを続けていきたいと考えています。
アクティブ・ラーニング〈キャラバン〉は、これからも「学びの楽しさ」を広げていきます。