チャレンジ奨励金 活動報告
回覧板をIT化
工学部3年 原 英吾さん

私たちは、地域の情報共有をもっと便利にするために「回覧板アプリ」の開発に挑戦しました。高校生の皆さんにも、ITの力で地域の課題を解決する面白さや、実際にアプリを作る過程で得られる学びを伝えたいです。

活動内容と目標

「子育て世帯の負担軽減」を目指し、主に浄水駅周辺の自治体のニーズを調査。豊田市役所職員へのヒアリングを重ね、幅広い世代に役立つ機能として「記事閲覧機能」「生存確認機能」「投稿機能」を検討し、Google社のFlutterを使ってチームでアプリ開発を進めました。

プロジェクト進捗と課題対応

市役所職員との話し合いから、単なる子育て支援だけでなく高齢者も含めた地域全体をサポートできるアプリを目指すことになりました。生存確認機能やヘルスケア、情報発信のメニューを検討。開発フローは環境構築・学習・要件定義からα版・β版作成まで一つ一つクリアしていきました。

達成状況

自己評価による達成度:65%

改善点・やり残したこと

活動を通じて得た気づき

回覧板は「市民の生存確認」という大きな役割を担っていると実感しました。また、スケジュールを組んでチームで開発を進める難しさや、ユーザー目線のデザイン・機能の大切さも学びました。今後は画面遷移を減らし、誰でも使いやすいUIやデザインを目指して改良していきたいです。

今後の展望とチャレンジ

春休み・夏休みなど時間のある時期に積極的に開発を進め、β版の完成・必要機能の精査・公開準備などの打ち合わせをしていきます。最終的には地域社会に役立つIT化の第一歩となるアプリを完成させたいです。

これからチャレンジしたい学生へのアドバイス

就職活動と並行してのプロジェクトは大変ですが、アプリ開発の経験は自信につながります。実際に面接でも好印象を持たれることが多いので、ITやものづくりに興味のある人はぜひチャレンジ奨励金制度を活用して新しいことに挑戦してみてください。