中京チャレンジ 活動報告
chukyoキッチンカーでスポーツ栄養を選手の身近に
スポーツ科学部2年 前田 紋華さん

このプロジェクトは、中京大学の部活動生に向けてキッチンカーで補食を提供し、スポーツ栄養の大切さを選手たちに実感してもらうことを目指して始まりました。高校生のみなさんにも、食事が競技パフォーマンスに与える影響や、管理栄養士とのつながりの大切さを伝えたいと思います。

活動内容と目標

スポーツ大会でのキッチンカーブース出店を目標に、まずは学内でアメフト部の選手たちに補食を提供しました。選手は自身の食事についての悩みを栄養士に相談する機会を得られ、食事とパフォーマンスの関係性を意識するようになりました。大学内に調理場を確保し、営業許可も取得しました。

課題と対応

調理スタッフや協力者の確保、提供先の部活の調整が難航しました。途中、水泳部やソフトボール部への提供が実現できませんでしたが、活動を続けるうちに協力してくれる仲間や関係者が増えていきました。

達成状況

アメフト部への補食提供を通じて、選手と栄養士が身近に関わる環境を作ることができました。ただし、他の部活への展開や十分なデータ収集には至らず、自己評価による達成度は75%です。

改善点・やり残したこと

活動をほとんど一人で進めてしまい、困ったときに相談できる仲間がいなかったため、継続や発展が難しかったです。今後は協力者を増やし、より多くの選手にサポートを届けていきたいと考えています。

活動を通して得た気づき

市役所や顧問の先生とのやりとりを重ね、小さなことでも選手と栄養士が直接話す機会が重要だと実感しました。また、スポーツ栄養だけでなく、食の禁忌やフードダイバーシティ、フードロスなど新たな課題にも関心が広がりました。

今後チャレンジしてみたいこと

今後はゼミの仲間や先生と協力し、スポーツ選手と栄養士をつなぐ活動をさらに広げていきたいです。

チャレンジ奨励金制度を活用したい学生へのアドバイス

活動内容だけでなく、自分が活動を通してなりたい姿や、周囲に与えたい影響を明確にすることが大切です。目的意識を持って行動することで、より大きな成果が得られます。