中京チャレンジ 活動報告
AS ONE
経営学部2年 水谷 恩漱さん

As Oneプロジェクトは、学生がSDGsに関わる活動を推進し、大学・行政・地域が連携して地域課題に主体的に取り組む体制づくりを目指してスタートしました。特に「地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業の促進」や、「都市部と農村部の良好な繋がり」を促進するSDGs目標の達成を目指しました。

活動内容と課題対応

当初は他大学や役所との連携を計画しましたが、交渉が難航したため、学内でのプラスチックリサイクルや非正規品農作物の活用策に方向転換。しかし、大学生協やJAと協議する中で課題が多く、実現には至りませんでした。最終的には、静岡県浜松市のJAと協力し、若者の農業体験や地元作物PRを目的とした農業イベントへの参加・協力が実現しました。ただし、コロナ禍の影響で計画通りの活動ができない時期もありました。

目標と達成状況

目標は、JAとぴあ浜松南営農センター主催の農業イベントに参加し、農業問題や地域の未来について多世代間で議論し解決策を探ることでした。交渉は成立したものの、コロナの影響や学生・地元参加者の不足から十分な活動には至らず、継続的な企画運営が課題となりました。
自己評価による達成度:40%

改善点・やり残したこと

活動を通して得た気づき

一つ目は「人を動かす難しさ」と「自分が変わることの大切さ」です。計画や熱意だけでは協力を得られないことを痛感し、相手の立場やメリットを考える姿勢に切り替えたことで、交渉が前進しました。二つ目は「人とのつながりの力」です。知り合いを通じて新たな協力先や企画の可能性が広がり、人脈の重要性を強く実感しました。

今後チャレンジしたいこと

今後は名古屋市規模で大学生が集まりSDGsに取り組む「SDGs名古屋学生サミット」の開催を目指します。新しく立ち上げた学生団体「Maps」の代表として、名古屋市公認のネットワークを活かし、より大きな組織や枠組みで地域・社会課題に挑戦したいと考えています。

チャレンジ奨励金制度を活用したい学生へのアドバイス

チャレンジ奨励金は、自分自身を変える大きな一歩です。大学のサポートを活用し、挑戦したいことがある人はぜひ踏み出してみてください。失敗も含めて多くの経験が、将来の大きな成長につながります。