私は、豊大工業株式会社と連携した自動車シート端材のアップサイクルプロジェクトに参加しました。豊大工業株式会社は自動車内装部品メーカーであり、自動車シートの製造過程で大量の合皮端材が発生するという課題を抱えていました。本プロジェクトでは、「ものを大切に使う文化を広めたい」という思いのもと、シート端材を再利用した商品の開発にチャレンジしました。
私はチームリーダーとして、メンバーの役割分担や進捗管理、企業や学内外関係者との調整役を担いました。
販売を11月に開催される大学祭に設定し、中京大学に愛着を持つ卒業生をターゲットに商品開発を行いました。
ポーチ2種とキーリング3種を製作することにしましたが、商品の製作費用をどう捻出するか、価格設定をどうするか、商品にロゴを入れたいが形が崩れてしまうなど、いくつも検討や工夫をしなければいけないことがありました。
学生たちと豊大工業株式会社の担当者で議論を重ね、一つひとつ課題をクリアするとともに、クラウドファンディングで多数の方に支援もいただき、製作費用を確保することができました。
無事に商品が完成し、大学祭では予想を上回る盛況で、目標としていた150個を完売することができました。
この活動を通して、他者と歩調を合わせる難しさや、リーダーとして一人ひとりに目を配る意義、また、さまざまな制約下で最善の選択肢を考え、判断し実行する難しさを実感しましたが、プロジェクトの段取りやメンバーのモチベーション管理が上達し、自分の視野も広がったと感じています。今後は、今回の経験で培ったコミュニケーション力や実行力を活かし、さまざまな業種や年代の方々と連携していきたいと考えています。
2026年1月取材