法学部ゼミ対抗プレゼン大会

日付 2014年12月17日
回数 第2回
場所 清明ホール

第2回「法学部ゼミ対抗プレゼン大会」が2014年12月17日13:00~18:00に開催されました。昨年の第1回大会が非常に素晴らしいものであったことから、「今年は是非とも出場したい!!」というゼミが現れました。その結果、今年は昨年に比べ出場ゼミ数も8ゼミから10ゼミ(計11チーム)に増え、多くの人に見てもらえるよう会場も「清明ホール」に移り、非常にクオリティーの高いプレゼン大会を開催することができ、大きな盛り上がりを見せました。

今年も各ゼミの学生代表者によって構成される幹事会が協議を重ねて開催要項や審査ルールを策定しました。昨年の幹事会が設けた開催要項や審査ルールの反省点を踏まえて「来場者の方々も参加できる大会」を目指し、各ゼミのプレゼンに対する良質な質問を加点対象に加えたり、審査基準の改定も行いました。また、「清明ホール」という広い会場でプレゼン大会が円滑に進行するために試行錯誤を繰り返しました。その結果、より多くの方々にご来場いただいたプレゼン大会を円滑に進行することができ、各ゼミの発表も良質なものになり、審査員の先生方にも「素晴らしいプレゼン大会だった!!」とうならせるものとなりました。

テーマに沿った15分間のプレゼンの中ではゼミのごとに様々な工夫が見受けられました。パネルディスカッション形式での発表や、一人で教員のように語り掛ける発表、市と交渉して着ぐるみ姿で登場する姿など、会場を沸かせる演出が多くあり、審査員の方々からも「プレゼン全体の質が向上している」とお褒めの言葉をいただきました。丹精込められたプレゼンが目白押しの大接戦のなか、優勝は近年話題の捕鯨問題をわかりやすく丁寧に説明した小坂田ゼミ、準優勝は法哲学の「法と道徳」という難しいテーマについて恋愛をからめてわかりやすく発表した土井ゼミ、3位には少年法の問題点についてユーモアをからめてプレゼンをした愛知ゼミがそれぞれ入賞し、賞状と副賞が手渡されました。講評では特に、質問に対し的確に答えるリサーチ力やプレゼンでの表現力・説得性が評価されました。

大会終了後にはセンタービル2階プレジールで懇親会も開催され、互いの健闘を讃え合うとともに、学生同士あるいは学生と教員間での交流を深めました。

今回の大会を通して、普段見ることのないゼミの研究テーマを知ることができ「楽しみながら学ぶ」ことができました。今後もこのプレゼン大会が法学部の伝統行事として、また他学部や外部講師を巻き込むものとして更なる盛り上がりを見せることを期待しています。

法学部ゼミ対抗プレゼン大会幹事会 速水 裕一・山田 彩也花

中京大学ホームページの「学習・研究活動ニュース」にも、大会幹事会の学生による報告が掲載されていますので、併せてご覧ください。

参加ゼミとテーマ(報告順)

  
古川ゼミ3年生A「普天間基地移設問題~国防と人命を天秤にかけて~」
  古川ゼミ3年生B「核が存在する中での平和の実現とは」
  檜山ゼミ4年生「ナチズムと大衆」
〔優勝〕 小坂田ゼミ3年生「日本の捕鯨問題」
〔準優勝〕 土井ゼミ4年生「法と道徳と恋愛」
  石川ゼミ3・4年生「生類憐れみの令~この法令は本当に悪法だったのか~」
  大原ゼミ4年生「認知症患者が起こした事故の責任」
  京ゼミ4年生「日本の年金のゆくえ~スウェーデンの年金改革に学ぶ~」
  加藤ゼミ3年生「ストーカー被害を防ぐ~加害者に目を向けて~」
〔3位入賞〕 愛知ゼミ3年生「少年法改正、どうでしょうねん!」
  杉島ゼミ3年生「警告!あなたも狙われている?~架空請求詐欺~」