坂田隆文 教授

(SAKATA, Takafumi)

メッセージ

坂田隆文

私は大学生活で求められる最も大切なことは「取捨選択」だと思っています。ただ与えられたことを闇雲にこなすのではなく、自分なりにどういう意味・意義があるのかを考え、時には「捨てる」という勇気も必要だと思います。そして何よりも、自分が選んだものに対しては、積極的・自主的に取り組めるようになってください。

プロフィール

オフィスアワー 火曜日午後、水曜日午後(会議日除く)、木曜日午後、金曜日17時以降
なお、これら以外にもメールで予約を受け付けます。
担当科目 流通論、商品企画論、マーケティング論、経営学概論、事例研究
研究テーマ マーケティング論、商品企画論、流通論、トヨタ生産方式の異業種への活用、アクティブラーニング及びキャリア支援
最終学歴 神戸大学大学院 経営学研究科 博士後期課程
学位 博士(商学)(神戸大学)
所属学会 商業学会、消費者行動研究学会、経営史学会、医療マネジメント学会、日本マーケティング学会(理事)

担当するプロジェクト研究について

私が担当しているプロジェクト研究について興味のある方は必ず、坂田ゼミホームページをご覧下さい。
また、プロジェクト研究における私自身の考え方については、『大学ジャーナルオンライン』に掲載された私のエッセイ(「アクティブラーニングによる課題解決型産学連携講義の意義と課題」 、 「何故、アクティブラーニングがうまくいかないのか」 、 「アクティブラーニングのテーマをどう選ぶべきか」 、 「アクティブラーニングに座学は必要か」 、 「意識の低い学生にいかにアクティブラーニングを行うか」 、 「アクティブラーニングによる評価の難しさ」)を、それぞれご覧下さい。

【普段の授業内容】(メンバー構成や企業からの依頼によって異なることがあります)

2年次 以下の3つの講義を行います。(1)レポートやレジュメの作成法、論理的に物事を考える方法、プレゼンテーションの基礎について、(2)ディスカッションとは何をするのかについて、(3)マーケティング論や商品企画論などの基本的な理論について。また、企業が実際に行っている活動について書かれた文献(=ケース)を読み、それに対して各人でレポートを作成。そして、そのレポートに基づいて、グループでディスカッションを行います。さらには、プロジェクト研究生のレベルや意欲に応じて、企業からの依頼に応えるかたちで商品企画を行ったり、各種ビジネスプランコンテストに参加するといったことも行います。
3年次 2年次と同様、ケース・ディスカッションを中心に講義を進めます。後半には各自が自ら設定したテーマに沿って企業・商品に関する調査を実施。その調査対象について、最低でも30分程度の報告ができるようになることをめざします。また、プロジェクト研究生のレベルや意欲に応じて、企業からの依頼に応えるかたちで商品企画を行ったり、各種ビジネスプランコンテストに参加するといったことも行います。
4年次 自主研究と並行して、自身が将来就職を考えるような企業の調査や、その企業が属する業界の分析を行います。そして、プロジェクト研究の集大成として、1万字以上(A4で10枚以上)の論文を作成します。

主な研究業績

【論文】「マーケティング教育の実態と課題に関する問題提起」日本マーケティング学会ワーキングペーパー
https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=125)
【論文】「商品を企画するとは何をすることか 」『総合政策論叢』第12巻、2022年
【論文】「マーケティング論における教育困難性に関する試論」『総合政策論叢』第13巻、2023年
【ケース】「株式会社五合:BtoB企業における産学連携によるBtoC商品の企画発売 」慶応義塾大学ビジネスケースシリーズ、2022年

その他

【受賞】日本マーケティング学会 マーケティングカンファレンス2021 ベストポスター賞、マーケティングカンファレンス2022 トップダウンロード賞