専門分野は金融論・国際金融論であり、金利や外国為替レートの予測や金融政策について研究しています。
現代社会の問題は至る所に存在しています。金融領域だけを考えてもニュースで昨今の株価の乱降下や各国の金融政策の動向について見聞きしたことがあるのではないでしょうか。大学での学びではこのような身近な出来事やその課題について、どうして?なぜ?と疑問を持つことを忘れず、常に探求心を持ち続けてほしいと思っています。大学時代の学びや経験は貴重な人生の財産になります。失敗を恐れずに興味を持ったことについて積極的に行動し、充実した大学生活を送ってほしいと思います。
研究室 | 326 |
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オフィスアワー |
(春)月曜日 16:40〜18:00 金曜日 16:40〜18:00 (秋)月曜日 16:40〜18:00 金曜日 16:40〜18:00 |
担当科目 | 金融論、日本の金融システムの諸課題、データ解析入門、データ解析Ⅰ、データ解析Ⅱ、プロジェクト研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ |
研究テーマ | 外国為替レートと金利期間構造の予測に関する研究及び金融政策の実体経済への波及効果に関する研究 |
最終学歴 | 名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程 修了 |
学位 | 博士(経済学)名古屋大学 |
所属学会 | American Finance Association、日本経済学会、日本ファイナンス学会、日本経営財務研究学会、 日本金融・証券計量・工学学会 |
株価や外国為替レートがどのように決まっているのか?そのような疑問について理論と実証の両面から考えます。また現代社会が抱える金融に関連した課題を考え、その解決策の提案を目指します。3年間通して個人報告、グループ・ワーク、ディスカッションと演習形式の活動が中心なので主体的に行動できる方を歓迎します。
2年次 | 国内金融と国際金融の仕組みについてテキストを輪読することによって理解を深めます。主に株式市場と外国為替市場に焦点を当てて、金融市場について理論と実証の両面から学びます。 |
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3年次 | グループ・ワークを中心に現代社会が抱えている金融に関連した課題を考え、同時に解決策の提案を目指します。 |
4年次 | 各自卒業論文作成のための準備を行い、プロジェクト研究の集大成として卒業論文の完成を目指します。 |
Ishii, H., Yield curve shapes and foreign exchange rates: the term structure of interest rates model approach, Applied Economics, forthcoming. |
Ishii, H., 2022, Extraction of proxy relative sovereign bond yield curve factors, Applied Economics Letters, 29, 1927–1930. |
Ishii, H., 2020, Arbitrage-free relative Nelson-Siegel model, Finance Research Letters, 37, 101377. |