中京大学 現代社会学部
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学部について

専攻の違いについて知りたいです。特に社会学専攻とコミュニティ学専攻はどのように違うのですか?

現代社会学部には四つの専攻(社会学専攻、コミュニティ学専攻、社会福祉学専攻、国際文化専攻)があり、それぞれの専攻は、基盤とする専門分野が異なっています。社会学専攻は社会学、コミュニティ学専攻は社会学と心理学、社会福祉学専攻は社会福祉学、そして国際文化専攻は文化人類学です。

社会学専攻とコミュニティ学専攻の違いは、社会学専攻が社会全体の問題に着目するのに対して、コミュニティ学専攻が人を核に生活に身近な問題に着目する、という点にあります。また二つの専攻の違いは、たとえば、貧困や不登校といった課題に対して、福祉や教育といった制度からアプローチするのか、地域や家族といった人ないし生活の現場からアプローチするのか、という違いとして捉えることもできるでしょう。鳥の目と虫の目の違い、と言い換えることもできます。

ゼミナールって何ですか?

現代社会学部では2年次秋学期からゼミナール(演習)が始まります。ゼミは、他の講義科目とは異なり、少人数でおこなわれる授業です。教員と学生とが信頼関係を築きながら関心を共有し、卒業までの間にじっくりと学んでいきます。

ゼミを基盤とした実践型研究を重視する現代社会学部では、18名の教員のもと、多様なゼミが展開されています。詳細は、学部ホームページの「教員・ゼミ紹介」のページや「社会つながりプロジェクト」のページをご覧ください。

取得可能な資格を教えてください。(教職課程や社会調査士)

現代社会学部では、各専攻の体系的な学びの先に、専門的な資格の取得が位置づけられています。専攻必修科目や専攻選択科目のなかには、資格取得に必要な科目に指定されているものもあります。その点では、教職課程は社会学専攻やコミュニティ学専攻、社会福祉士は社会福祉学専攻、学芸員は国際文化専攻の学びと結びつきが強いと言えるでしょう。

なお、社会調査士は、「社会調査に関する基礎的な知識や技能、相応の応用力と倫理観を身につけた人材」に対して与えられる資格です。現代社会学部では、FRC(Field Research Center)を設置し、ゼミや社会調査実習などの授業と関連づけながら資格取得を支援しています。

詳細は、学部ホームページの「取得できる資格」のページや受験生向けサイトの学部紹介をご覧ください。

社会福祉学専攻の実習先や内容について知りたいのですが…

社会福祉学専攻では、国家資格である社会福祉士の受験資格を取得することができます。この「社会福祉士課程」は、中京大学で現代社会学部のみに設置されています。

社会福祉士国家試験受験資格取得には、社会福祉実践現場で実習をすることが必要です。2021年度入学生より、厚生労働省・文部科学省によるカリキュラムが変更され、合計240時間の実習を実施することとなりました。本学では、「ソーシャルワーク実習Ⅰ(3年次180時間)」「ソーシャルワーク実習Ⅱ(4年次60時間)」の2科目で対応します。

実習先(「指定実習施設」)は、厚生労働省に指定された要件を満たす施設で本学が契約を行う社会福祉施設・機関等(高齢者福祉施設、児童福祉施設、障害者福祉施設のほか、社会福祉行政機関等)が中心となります。原則1週間に1回の実習巡回指導を実施するため、「指定実習施設」は愛知県下を中心に契約をしていますが、実習生の事情を踏まえ対応しています。

実習内容は、「職場実習」「職種実習」「ソーシャルワーク実習」を柱に実習がプログラムされます。実習先の概要理解、他職種との関わりや利用者の方々との関係構築を通して社会福祉士の役割について学ぶとともに、日常生活の支援、相談援助業務や個別支援計画の作成等を体験的に学びます。

詳細は社会福祉学専攻ページをご覧ください。実習を実施した学生の声のほか、ボランティアの体験等が掲載されています。

社会福祉学専攻と他大学とで迷っています。どのような違いがありますか?

中京大学現代社会学部で社会福祉を学ぶ強みは、総合大学で社会学を基礎とした幅広い視点で学ぶことにあります。

現代社会学部ホームページにもあるように、1年次より専攻の基礎を学びつつ、フィールドワーク、社会調査、データ分析を通して、現代社会が抱える課題の原因と背景を探ります。実践結果の検証と改善、再挑戦を繰り返すことで、社会学研究のみならず、社会人に求められる高度な課題解決力、交渉力、情報発信力を身につけます。物事の本質を明らかにし、解決に向けて取り組むことが、現代社会学研究の使命です。現代社会学部では、こうした学部研究と社会における課題解決過程の同質性に着目し、学部カリキュラムを編成しています。社会福祉が直面する課題の解決に向け、社会学や心理学、文化人類学などの手法も取り入れた学びが可能です。あらゆる人の命を守り、生活や人生を豊かにする共生のためのつながりの構築に挑戦し、多様なフィールドでの実体験を通して、社会を読み解く分析力、解決の方法を創りだす企画開発力、実際の課題解決に向けた実行力を養うことができるでしょう。

詳細は学部・専攻紹介ページをご覧ください。

現代社会学部の社会福祉士の合格率はどれくらいですか?国家試験対策が心配なのですが、専攻ではサポートを受けられるのでしょうか?

第32回社会福祉士国家試験(2020年)の中京大学の社会福祉士合格率は、73.3%(全国平均29.3%)です。

国家試験対策では、教員と社会福祉実習室が連携しながら受験生のバックアップ体制を取っています。具体的な受験対策は4年次から本格的に開始します。主な内容は、必要な受験対策資料の紹介、自主ゼミの組織化、対策講座の実施、模試の実施、個別指導、個別相談等多岐にわたります。受験勉強は地道な努力の積み重ねが求められます。同時に、3年生までの学部教育を通した通常の授業をきちんと修得しておくことが現役合格の近道といえます。

詳細は受験生向けサイトの学部・専攻紹介ページをご覧ください。社会福祉実習室情報や国家試験対策、卒業生や学生の声が掲載されています。

海外短期研修や博物館研修について詳しく知りたいです!(期間や費用)

海外短期研修と海外博物館研修は、国際文化専攻の学生のみ履修可能な科目です。

海外短期研修は専攻必修科目で、2年次夏の約2週間、研修先に渡航します。研修先はカナダ、オーストラリア、マレーシアから選択します。文化が営まれる現場に身を置きながら、英語の語学研修と異文化体験に挑戦します。費用は25万円~52万円(渡航先によって異なります)。

一方、海外博物館研修は専攻選択必修科目で、3年次夏の約2週間、研修先へ渡航します。研修先は年によって異なりますが、過去に南アフリカ、タイ、イタリアで実施してきました。海外の研究者・博物館学芸員によるレクチャーを受けたり、博物館でのショート・インターンシップに挑戦したりします。費用は27万円~40万円程度(渡航先によって異なります)。

詳細は学部ホームページの「社会つながりプロジェクト」の国際文化専攻ページや受験生向けサイトの学部・専攻紹介ページをご覧ください。過去の研修に参加した学生の声や写真が掲載されています。

入試について

受験勉強について
・推薦入試と一般入試の併願について
・一芸一能(特Ⅰ)推薦で民謡やモダンバレエなど珍しい一芸でも対象になるか
・偏差値について

詳細は受験生サイトをご覧ください。

その他

・就職先について
・公務員について
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詳細は受験生サイトをご覧ください。

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