PROFESSORS
教員紹介
発達心理学領域
川島 大輔 Kawashima Daisuke
学問とは問うて学ぶこと。
心の理(ことわり)についての問いを、
ぜひともに探してみませんか。
プロフィール
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。臨床発達心理士。
- 領域
- 発達心理学領域
- 職名
- 教授
- 研究室
- 3号館別館 2F
- 担当科目
- 生涯発達心理学、多様な人生の発達心理学、心理学課題演習1・2、生涯発達心理学特論(大学院)、臨床発達心理学特論(大学院)など
- 専門分野
- 生涯発達心理学、死生学、自殺予防学
- 指導
- 学部ゼミおよび大学院博士前期課程・後期課程の指導あり
- 所属学会
- 日本心理学会、日本発達心理学会、日本質的心理学会、Association for Death Education and Counselingなど
ゼミの紹介(発達心理学領域)
ゼミでは、自ら問いを発し、それを鍛えていくことを目指します。その問いは、みなさんの卒業研究における研究目的へとつながるものです。具体的には、個人発表、演習、ワークの3部構成になっています。
個人発表の時間には、各自の研究テーマについてじっくり検討していきます。とくに研究テーマの鍵となる言葉(キーワード)をそれぞれの問いから探していくプロセスを大事にしたいと考えています。
演習の時間には、問いを鍛えていくための道具となる方法論を学びます。例年、3年生の春学期はインタビューと質的研究法、秋学期は質問紙と統計解析法を演習形式で学びます。
死生や生涯発達に関わる体験的なワーク及びディスカッション等を通じて、他者と対話する力を養います。名古屋市自殺予防キャンペーンへの出展準備などもしています。
教員から学生へのメッセージ
大学は勉強、つまり強いて勉めることよりも、自ら問いを発し、学ぶ姿勢が求められます。受け身の姿勢、教えてもらうだけの姿勢では問いを探求することは難しいでしょう。積極的に自分の問いを追求していく熱意が大切です。
同時に、他者との対話、具体的には、自分の考えを積極的に言葉にし、伝えていこうとすることと同時に、他者の考えに耳を傾け、理解しようとする姿勢が強く求められます。また先行研究などにおける先人の言葉に触れ、それと対話を行うことも極めて重要です。
ぜひ大学生生活を通じて、自らの問いを探求していってください。