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子どもスポーツフェスタ開催 その魅力を在学生に聞きました!
「子どもスポーツフェスタ」が11月9日(日)、中京大学豊田キャンパスで開催されました。当日は雨天にもかかわらず約800組・2,800人が来場し、多くの家族連れでにぎわい、キャンパス全体が活気にあふれました。
本イベントは、子どもたちにとってだけでなく、学生たちにとっても貴重な学びの機会となりました。今回は、その中でも3つの部活動にスポットを当て、学生広報スタッフライトがインタビューしました!
■チアリーディング部 鈴木遥菜さん(スポーツ科学部3年)

Q.スポーツフェスタに携わった感想を教えてください。
A. ダンスのレベル設定が難しかったです。子どもたちは飲み込みが早い一方で個人差も大きいため、どうしたらわかりやすく伝えられるかを考えました。そこで、ポンポンの色を変えるなど工夫して指導しました。
Q. スポーツフェスタを通して、どんな経験になりましたか?
A. 普段子どもたちと関わる機会が少ないので、とても楽しかったです。チアに触れる機会は多くないと思うので、このフェスタを通してチアを知ってもらったり、興味を持ってくれる子が増えたら嬉しいです。
■陸上競技部 戸塚晄貴さん(スポーツ科学部2年)

Q. スポーツフェスタを終えての感想は?
A. 「足が速くなりたい」という子どもたちの純粋な気持ちが伝わってきて、とても楽しかったです。普段は私たちが教わる立場ですが、今回は教える側になり、わかりやすく伝えることの難しさを実感しました。最後に子どもたちから感謝の言葉をもらえたことがとても嬉しかったです。
Q. 子どもたちに伝えたい陸上の魅力は?
A. 走るというシンプルな動きだからこそ難しく、奥が深いスポーツです。だからこそ、速く走れることの「かっこよさ」を知ってほしいです。
Q. 準備にあたって工夫した点は?
A. 子どもたちが親しみやすいよう、名前ではなくあだ名を書いた名札をつけました。また、視線を低くして話すようにし、距離を縮めることを意識しました。
■スケート部 横井きな結さん(スポーツ科学部3年)

Q. 今回の子どもスポーツフェスタには、どのような気持ちで臨みましたか?
A. 初めてスケートをする子も、何度か滑ったことがある子もいたので、「スケートって楽しい」と感じてもらえるように教えたいと思って臨みました。
Q. 午前の部を終えて、どんな印象でしたか?
A. 子どもたちがとても楽しそうに滑ってくれたので、私自身もとても楽しかったです。最初はコーンを持っていないと滑れなかった子が、途中から一人で滑れるようになるなど、短い時間でも成長が見られたことが嬉しかったです。
Q. 子どもたちを指導するうえで気をつけていたことはありますか?
A. 怖さで下を向いてしまう子が多かったので、「前を見て滑る」ことを繰り返し伝えていました。また、ただ答えを教えるのではなく、自分で気づくきっかけを作るようなアドバイスを意識しました。
Q. 今回のスケート教室では、どんなことを目標にしましたか?
A. 「なるべく一人で滑れるようになること」を目標にしました。もっと長く滑りたいと言ってくれる子も多く、楽しんでくれている様子が見られました。初めての子もそうでない子も、滑る楽しさを感じてほしいと思っています。
Q. 最後に、このイベントを通して伝えたい思いはありますか?
A. 少しでもスケートの魅力が伝わっていれば嬉しいです。今の時期はテレビでも試合が放送されているので、興味を持つきっかけになればと思います。
今回の経験を通じて、学生たちはスポーツの魅力や、伝えることの難しさと向き合い、より深く自分たちの競技と向き合うきっかけにもなったという声が多数寄せられました。子どもスポーツフェスタは、子どもたちにスポーツの楽しさを知ってもらうだけでなく、学生たちが"教える立場"として新たな学びを得る機会にもなり、各部活動の学生が、子どもたちの笑顔を引き出そうと工夫を重ね、短時間でも成長を感じられるイベントとなりました。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
- 文:伊藤光汰(現代社会学部2年)
- 写真:学生広報スタッフライト